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2019年6月5日の記事一覧

東西南北

 先週末からのネイマール・ショックはまだ続いており、テレビも活字メディアも一色に染まっている状態だ。現状でネイマールは、合宿先のリオのグランジャ・コマリでコパ・アメリカに向けたトレーニングを行っているが、「契約先のスポンサーが不快感を示している」「レアル・マドリッドが獲得を断念した」など、彼自身の価値の暴落を伝える報道が乱れ飛ん ...

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世界救世教ブラジル宣教本部=人種の垣根越え、み教え発信=本部竣工50周年式典盛大に=「ここから教団の威光広まる」=ネット生中継で全伯信徒に

天津祝詞をあげるレゼンデ本部長

 世界救世教ブラジル宣教本部(宮道マルコ・レゼンデ本部長)は18、19両日に、「宣教本部竣工50周年記念式典」をサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同教会本部(Rua Morgado de Matheus, 77)で開催した。すべてポルトガル語で行われ、両日合わせて2132人の代表者が全伯から集まり、さらに選ばれた功労者53人が神聖 ...

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【世界救世教ブラジル宣教本部竣工50周年】55年、ブラジル初入信=一般市民が祝詞上げる時代に

昔撮影した家族写真の下で、馬場貞夫さん(中央右)とその家族

 1955年9月15日、ブラジル初となるおひかり拝受式がミナスジェライス州ベロオリゾンテ市で行われた。拝受したのは馬場乙雄(ばばおつお)さん(長崎県大村市)と妻の松さん。その1カ月後には、9人兄弟全員が入信した。そのうちの一人で同市在住の馬場貞夫さん(さだお、88、二世)は、兄の達夫さん(たつお、91、二世)と妹の美栄子さん(み ...

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【世界救世教ブラジル宣教本部竣工50周年】奇跡によって救われた人生=ブラジル全国に広まるみ教え

マリア・クリスチナ・バルボーザ・ミレオさん

 「今日はものすごく感動した。神への感謝が心にあふれています。今までしてきた自分の献身が報われたと実感しています」。サンパウロ市から南西に400キロも離れたパラナ州クリチーバから駆け付けたマリア・クリスチナ・バルボーザ・ミレオさん(69)は式典に参列して玉串奉奠した感想を、そう述べた。  1962年に世界救世教に出会った。入信し ...

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「日系社会には未来がある」=菊地110周年実行委員長講演会=業績の裏に秘めた熱い想い語る

画面を指さしながら説明する菊地さん

 「2回訪日して24県お願いして回って交通費、お土産代、ホテル代、食事代など使ったけど、1センターボも110周年協会のお金は使っていない。それを理解してくれた家族に心から感謝したい」―ブラジル日本移民110周年祭典委員会の菊地義治実行委員長(79、岩手県)は4月28日夜に県連会議室で行われた、サンパウロ人文科学研究所主催の講演会 ...

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新天皇陛下御即位を祝う=野口在聖総領事主催、公邸で

挨拶を述べる野口総領事

 在聖総領事主催の「新天皇陛下御即位祝賀レセプション」が5月30日午後、同公邸で行われ、日系団体代表ら約90人が出席した。  午後3時頃、祝賀会が開会し、日伯両国の国歌斉唱が行われ、野口泰在聖総領事による日ポ両語の挨拶があった。総領事は新天皇御即位の喜びと祝意を表した。その当時皇太子殿下だった天皇陛下の国内外のご公務に携わったこ ...

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広島お好み焼き祭り、9日=大好評、特製ソースが決め手

来社した一行

 ブラジル広島文化センター(吉広ロベルト貞夫会長)は「第4回広島風お好み焼き祭り」を9日午前11時から午後3時まで、同会会館(Rua Tamandaré, 800, Liberdade)で開催する。前売り券25レアル、当日券28レアル。  例年約500人がつめかける大好評の同会自慢の広島風お好み焼き。日本祭りでは、同会のお好み焼 ...

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移民を知る講演会6月8日=JICA横浜海外移住資料館で

 独立行政法人国際協力機構(JICA)横浜センターの海外移住資料館(熊谷晃子(みつこ)館長)は、サンパウロ人文科学研究所日本支部との共催で、「ブラジル日本移民を知る講演会」を6月8日午後1時から4時まで、同センター(神奈川県横浜市)1階会議室で行う。申し込み不要、参加費無料。  講演者は長尾直洋氏。JICA日系社会青年ボランティ ...

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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《21》

北カリフォルニア鹿児島県人会の木村耕蔵会長

県人会交流、見れなかった桜祭り  長澤鼎(かなえ)はブドウ農場を加州10大ワイナリーのひとつにまで育て上げ、熱心に研究して高品質な製品を作り、英国へ輸出された最初のカリフォルニア・ワインとなった。  ウィキペディアによれば、生涯独身を貫き、83歳で加州に骨を埋めた。莫大な土地財産は排日土地法(1913年に加州議会で可決)等のため ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(105)

 そんなある日、何年も会っていなかった叔父の樽がアララクァーラを訪れた。それほど頻繁ではなかったが、二人はそれぞれの消息を伝えるために手紙のやりとりはしていたから、あまり詳しくはないが相手の生活について知っていた。ウサグァーが殺されたときそれはセイコウ(彼は沖縄時代から甥の正輝をこう呼んでいた)の問題で、本人が何とか解決するだろ ...

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