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2019年7月26日の記事一覧

援協、慈善抽選券を販売=自動車や冷蔵庫が当たる

 サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は毎年恒例「第20回慈善ソルテイオ(抽選券)」の販売を開始した。今年も自動車や家庭電器など、豪華賞品が用意されている。  昨年まではブラジル連邦貯蓄銀行の認可の下、「リッファ(協力券)」の名称で販売していたが、今年から財務省の認可を受けることになり、名称が変更された。  景品は本田技研工業 ...

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大耳小耳

 ブラジル日系熟年クラブ連合会の機関誌『ブラジル老荘の友』545号を見ていたら、羨ましい話が出ていた。毛利ペドロさんの投稿によれば、妻と二人で金婚旅行に日本45日間めぐりをしたという。下関でフグ料理、富山でホタルイカ、宮城県の松島ではイカやカキ、北海道の函館ではタラバガニやイクラ、ホタテ三昧、イカソーメンも味わったとか。帯広では ...

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JH=来館者数150万人を突破=日本への観光客増加を目標に

 ジャパン・ハウス(以下JH)は「第13回運営委員会」(野口泰委員長)を6月17日、サンパウロ市の同館にて行った。会合では来館者数が150万人を突破したことが報告され、同館の今後の方針が話し合われた。  同館の来館者数は、開館約2年の5月26日時点で150万人を突破。「月間来館者数の推移も維持されており、日本文化の発信が順調に進 ...

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アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(4)

南米拓殖発足  1928年8月11日、創立総会を開き資本金1千万円の南米拓殖株式会社が設立された。鐘紡が主な出資先で、一般株主の総数は5422人を数え、南拓の取締役(社長)には、鐘紡重役だった福原八郎が就任した。  南拓の設立目的は、日本の将来の人口増加を見込んでの食糧供給基地の確保で、10か年計画で1万戸(各戸25町歩割当)の ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(130)

 6月はじめ、アメリカ軍は牛島が設定した防衛線を突破、島の南方に前進した。彼らは正輝が生まれた新城や房子が生まれた玻名城の近くを通って具志頭に侵入した。  日本軍の抵抗は皆無といえた。降伏することは軍人の恥とみなされ、とくに上位の軍人ほどそう思っていた。敗北がはっきりしたとき、牛島中将と上官の張勇参謀長は割腹自殺した。何百人もの ...

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