2021年1月19日の記事一覧

《リオ州》初接種はキリスト像の足元で=59歳の看護婦と80歳の女性

 当初の予定が前倒しされ、18日午前中に新型コロナの予防接種ワクチンの各州への配布が行われたブラジル。午後からは各地で、新型コロナの予防接種キャンペーンが始まった。

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《サンパウロ市》治験参加者が最初の接種者に=感きまわる看護師に知事も涙

ブラジルで最初に予防接種を受けたモニカさんと彼女と涙ぐむドリア知事(17日付UOLサイトの記事の一部)  ブラジリア時間の17日夕方、ブラジル国内はもちろん世界中に、54歳の看護師モニカ・カラザンスさんがブラジルで最初に新型コロナ予防接種を受ける様子や、涙を流しながらジョアン・ドリア知事と言葉を交わす様子や、知事が涙ぐみながらモ ...

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《ブラジル》サンパウロ市で17日ワクチン接種開始=許可出るも中国製のみ調達済=英国製届かず大統領面目丸つぶれ

 国家衛生監督庁(ANVISA)は17日、コロナウイルスのワクチンとして緊急使用願いが出されていた「コロナバック」「オックスフォード・ワクチン」の二つを満場一致で承認した。25日からコロナバックの接種開始とかねてから発表していたサンパウロ州では、17日の内にさっそく前倒し接種を開始。各州へのワクチン配布は18日に行われ、同日夕方 ...

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《ブラジル》コロナ禍=「制御不能は全レベルの責任」=マナウスの窮状報道でWHO=感染者850万、死者21万に

週毎の死者の推移(保健省公式サイトより)  【既報関連】14日にアマゾナス州マナウス市で起きた病院での酸素欠乏と患者の窒息死の報道後、世界保健機関(WHO)が15日、「新型コロナウイルスが制御不能となるのは個人から政府までの全レベルの責任」との見解を表明。18日には感染者850万人、死者21万人を超える事が必至と16~19日付現 ...

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《ブラジル》大学入試=コロナ禍の中で初日実施=棄権率は異例の50%超

 17日、大学入試や奨学生承認にも使われ、国内で最も重要な試験のひとつである、国家高等教育試験(ENEM)が行われた。当初の実施予定日から2カ月遅れで実施されたものの、コロナ禍の影響で試験そのものが差し止められたり、試験会場で入場を断られたりした人や、参加をとりやめる受験者が続出。初日の棄権率は51・5%という異例の数字を記録し ...

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《ブラジル》太陽光発電が大幅に増加=初期費用の大幅低減で

 持続可能な開発などに対する投資が盛んになる中、エネルギー部門においても太陽光発電が大幅に増えていると18日付現地紙が報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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《ブラジル》大統領派女性下議=ツイッター社から警告処分=クロロキンがコロナに効くとの投稿で

 ボルソナロ大統領支持派の代表的人物として知られるカルラ・ザンベッリ下議(社会自由党・PSL)が16日、大統領が新型コロナウイルスの治療薬として推奨してきたクロロキンに関する投稿をツイッター社から「虚偽の情報」と指定される処分を受けた。16日付現地紙が報じている。  問題の投稿は16日、ザンベッリ下議がクロロキンのコロナへの効用 ...

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東西南北

 15日から17日、3夜連続で、ボルソナロ大統領に対する抗議行動としての鍋叩き「パネラッソ」が行われた。主にサンパウロ市やリオ市などの州都で、日によって参加する市や人の数も異なったが、16日午後6時の場合は九つの州都で、「辞めろ、ボルソナロ!」などの掛け声と共にカンカンと鍋が叩かれ続けた。パネラッソは昨年の3〜4月頃に大統領がコ ...

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《記者コラム》今が正念場! 日本はコロナ対策で「金メダル」対応を

国際電話「日本はもうオシマイだ・・・」  「日本はもうオシマイだ・・・」――先週、静岡県に住む親戚から突然、国際電話がかかって来てそう言われ、心底驚いた。  日本政府は13日、緊急事態宣言に大阪・愛知・福岡など7府県を追加した。そのニュースを見て心配になり、居てもたっても居られなくって電話をかけてきたらしい。数年に一度しか連絡を ...

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特別寄稿=どうして止まった フォードブラジル車=地力を生かせば また昇る=サンパウロ市在住  駒形秀雄

 正月気分も抜けきれない11日、ブラジル社会に衝撃のニュースが流れました。古くからなじんで来たフォード社がブラジルの全工場を閉鎖し、車の生産を止めるというのです。  フォードトラックを持つことは戦前の日系移民の夢でした。戦後はスマートなフィエスタ、エスコートスポーツ等の乗用車は、私たちの生活一部の様になっていました。まさかそんな ...

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