2021年10月5日の記事一覧

《記者コラム》首吊り縄が2回切れたシャギーニャの奇跡=その没後200周年祝う=東洋街多文化共存で観光コースを

本紙ビル敷地はもともと黒人奴隷の墓地  サンパウロ市リベルダーデ区の本紙編集部が入る「エディフィシオ・ジアリオ・ニッパキ」(日伯毎日新聞ビル)の場所は、160年ほど前まで処刑された黒人奴隷などの墓地だった。  だからビル建設当時、基礎工事をするために地下を掘り返したら骨がザクザクでてきたという話は古参記者から何回か聞いた。おまけ ...

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《ブラジル》接種者への割引で売上増加=新顧客増え、健康面でも安心

ワクチン接種者に割引を提供した会社が売上を伸ばしていると報じる3日付G1サイトの記事の一部  室内装飾品の消毒やクリーニングを行う会社やエステの診療所が、免疫化促進のためにワクチン接種者向けの割引キャンペーンを行ったところ、売上が伸び、新しい顧客も獲得するなどの良い結果を得たと3日付G1サイトなどが報じた。 コンテンツの残りを閲 ...

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ドバイ万博のブラジル館好評=3日間で1万2795人来館

 1日から始まったドバイ国際博覧会「EXPO2020」(通称ドバイ万博)で、持続可能性に関するコーナーに設けられたブラジル館が好評だと4日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  ドバイ万博は、中東・アフリカ・南アジア地域で開催される初めての万博で、開催期間は22年3月31日までの6カ月間だ。本来は2020年の開催予定だったが、 ...

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《ブラジル》パンドラ文書 経済相や中銀総裁にも疑惑?=オフショア企業で租税回避か=本人「申請済みで問題なし」=中南米の企業家や大統領も

 3日、世界の名だたる政治家、企業家、有名人が租税回避地(タックス・ヘイヴン)にあるオフショア企業を介してペーパー・カンパニーを作って脱税などを試みていた疑惑を伝える「パンドラ文書」が公表された。英国のトニー・ブレア元首相やチリのセバスチャン・ピニェラ大統領などの大物が名を連ねているが、ブラジルからもパウロ・ゲデス経済相、ロベル ...

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《ブラジル》保健省=ワクチン交差接種なら証明なし=外国旅行に必要な英語書類=システム登録の遅れも問題に

 イベントや施設への入場時、旅行時、就職時も新型コロナワクチンの接種証明を求める自治体や企業があるのに、異なるワクチンで接種を受けた交差接種者には保健省の接種証明(ワクチンパスポート)が出ず、旅行予定者などに懸念が広がっていると1~4日付現地紙、サイトが報じた。  欧州などでは異なるワクチンによる接種の可能性を認めており、国の予 ...

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《ブラジル》左派主導でも反大統領デモ盛り上がらず=ルーラ不在、焦点定まらず

2日のデモの様子(Paulo Pinto/Fotos Publicas)  2日、全国でボルソナロ大統領に対する抗議活動が行われた。労働者党(PT)など左派によるデモで、開催規模も大きくはあったが、ルーラ元大統領は不参加で、サンパウロ市パウリスタ大通りでの集まりも大きくなかった。3日付現地紙などが報じている。 コンテンツの残りを ...

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《ブラジル》検察庁が大統領派下議を虚報で起訴=車襲撃をでっち上げ?

 連邦検察庁は4日、ボルソナロ大統領支持派のロエステル・トゥルティス下議を、自身が襲撃されたとする虚報拡散と、銃の不法所持、公道での銃発砲の嫌疑で最高裁に起訴した。4日付現地サイトが報じている。  これはロエステル下議が2020年2月に主張した、「自分の乗った車が襲われ、銃弾5発を浴びた」とした投稿に関してのものだ。それによると ...

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《ブラジル》Enel=1日から送電停止措置が復活=電気代の滞納者救済策も同時に

電気代滞納者への送電停止措置復活と報じる1日付WSCOMサイトの記事の一部  コロナ禍で失業者などが増えた事を考慮して禁止されていた、電気代未払い者の電気を止める措置が1日から復活したが、サンパウロ州の電力会社Enelは貧困家庭の負担を軽減するため、分割払いなどに応じるキャンペーンを始めたと1日付現地サイトが報じた。 コンテンツ ...

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東西南北

 サンパウロ市中央部の歴史的建造物として知られる「コパンビル」に、ついに改修が認められることとなった。世界的に有名なオスカー・ニーマイアーが設計して、世界遺産にもなったブラジリア建築の翌年の1961年に完成させた同ビル。ビル全体が曲線で作られ、当時としては画期的なものだったが、それから今年で60年。老朽化はかなり前から指摘され、 ...

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元コリンリャンス=橋本幸一さん「現地は普通」=サッカーエージェントで活躍

橋本幸一さん(撮影時のみマスク未着)

 「日本では『今ブラジルに行って本当に帰れるのか!?』と心配された。ブラジルの映像が日本で流れると山積みの棺桶とかばかりだから。来てみたら現地の人は意外と普通で落ち着いている」――永住権維持のため一時ブラジルに滞在した元サッカー選手の橋本幸一さん(52歳、東京)が8月31日(火)に来社し、久しぶりのブラジルの印象をそう語った。 ...

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