2021年10月20日の記事一覧

《ブラジル》中国の景気減速で悪影響=次々報道される悲観的予測=一次産品の価格下落直撃か=経済成長の足引っ張る

 中国の第3四半期の国内総生産(GDP)が低調に終わったことから、国際的に悲観的な推測が立ち始めている。なかでも中国の景気停滞の悪影響をもっとも受けそうなのがブラジルになるのではないかとの報道が、19日付の複数の現地紙が報じている。  第3四半期のGDPが前期比で4・9%増に終わったという、中国政府の18日発表は国際市場に衝撃を ...

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《サンパウロ市》空港などの水際対策解除=コロナ禍の感染状況改善で=感染抑制努力は継続が必要

 サンパウロ市が15日、新型コロナの感染拡大抑制のために5月に導入した空港やバスターミナルなどでの水際対策を解除したと18日付現地サイトが報じた。  コンゴーニャス空港や主要バスターミナルでの水際対策は、インド起源のデルタ株感染者が確認された5月に始まった。国内外からの変異株感染者の流入防止のために導入された水際対策は、感染状況 ...

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《エクアドル》ラッソ大統領が非常事態宣言=暴力と麻薬問題への対応目的

ラッソ大統領(Twitter)  エクアドルのギジェルモ・ラッソ大統領は18日、60日間の非常事態を宣言した。暴力と麻薬犯罪への対策が理由とされている。18、19日付現地紙、サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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《ブラジル》連邦貯蓄銀行が植林事業支援=雇用創出も含むプロジェクト

サンフランシスコ川の水源地(Clauber Cleber Caetano/PR)  連邦貯蓄銀行(Caixa)が18日、同行の利益の一部を投じて行う植林事業「カイシャ・フロレスタス」を開始すると発表したと同日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? ...

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《ブラジル》マット・グロッソ州都市長が停職処分に=薬品の不正契約容疑で

 マット・グロッソ州の州都クイアバのエマヌエル・ピニェイロ市長(民主運動・MDB)が19日、同市保健局での汚職工作に関与していた嫌疑で停職処分を受けた。19日付現地サイトが報じている。  これは19日午前中に同市で行われた、マット・グロッソ州検察局と同州市警が合同で行った「カピストゥルム作戦」によるものだ。この作戦では、ピニェイ ...

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東西南北

 16日、サンパウロ市南西部の大型ファヴェーラ、パライゾーポリスで家屋崩壊事故が起き、1人が死亡、4人が負傷した。瓦礫の下敷きとなった死傷者の救出作業はテレビなどでも報じられ、全国的にも知られることとなった。倒壊した家はファヴェーラ内を流れる小川の上に建てられた家屋の一つで、以前から危険地域に指定されていた。再び降り始めた雨で地 ...

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IPESC=病院食の和食レシピ本出版=6病院栄養士が『日本の味』

西国IPESC理事長による講演の様子

 九州大学の協力をえて日系6病院の管理栄養士7人が作った病院食の和食レシピ本『日本の味』の出版記念式典が15日、編集刊行を担当したサンタクルス学術研究所(IPESC)によって開催された。IPESCはサンタクルス日本病院(HJSC)の外郭団体。  日系6病院(サンタクルス病院、日伯友好病院、アマゾニア病院、パラナ病院、ノヴァアチバ ...

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人マチ点描=「移民の父」が行方不明に?!

盗まれた(?)上塚像

 「移民の父」が行方不明になった。もちろん、サンパウロ市東洋街ポルヴォラ広場にあった上塚周平の銅像のことだ。先週はあったが、19日朝通りかかると無くなっていた。  誰かが修理のために移動させたのか、それとも盗まれたのか? セー地区役所に問い合わせたところ、「まったく知らなかった」とのこと。修復目的で移動などではない。限りなく盗難 ...

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横浜海外移住資料館=「バンクーバー朝日軍」講演=不屈のカナダ日系人野球チーム

イベント告知チラシ

 JICA横浜海外移住資料館は日本時間23日(土)午前11時から、「よみがえった伝説の『バンクーバー朝日軍』」の講演をZOOMで開催する。参加費は無料。定員は先着500人まで。  2009年に東峰書房から出版された『バンクーバー朝日軍』の著者テッド・Y・フルモト氏を講師に迎え、カナダ・バンクーバーで生まれた日系二世による野球チー ...

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■訃報■ラーモス日伯文化協会元会長 山本和憲さん

山本和憲さん

 サンタカタリーナ州ラーモス移住地の梨生産者・山本和憲(かずのり)さんが梨の摘果作業中の怪我で感染症から「敗血症性ショック」となり、18日にクリチバーノス市のヘリオ・アンジョス・オルチス病院で亡くなった。行年72歳。  長崎県生まれ、独協大学法学部で憲法を研究。26歳だった1976年、農業経験はなかったが、思うところあって妻とラ ...

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