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特別寄稿

甘くなかったキリンの進出=ブラジルビールの王者は誰=スカッと乾杯、難しい?=駒形 秀雄

ブラジルで生産されている「一番絞り」

 明けましておめでとうございます。新年が良い年でありますよう、皆様と共にお祈り致します。 さて「新年年賀」と言えば、まずお酒やビールで「カンパイ」となりますが、そのビール畑で年も押しせまった昨年12月21日、衝撃のニュースが飛び出て来ました。 4年ほど前に日本から颯爽と進出し、順調に業績を伸ばしていると思っていたキリンブラジル( ...

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新財相はどう乗り越えるか?=大型台風の最中に船長交代=〃新しい風〃は吹くのか=聖市在住  駒形 秀雄

新財務大臣に就任したネルソン・バルボーザ(Foto: Wilson Dias/Agencia Brasil)

 この年も押しつまった18日、突如レヴィ財務大臣の退任が発表されました。そして後任にはレヴィと共にブラジルの経済政策を担って来たバルボーザ経済企画大臣が指名されました。レヴィ財相もバルボーザ企画相も一年前にジウマ〔2次〕政権発足時に就任しその輝かしい経歴、実績などから、この国の景気を良くしてくれるだろうと大きな期待を持たれていた ...

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新しい風が吹く南米の政界=中道右派マクリ当選の亜国=政治的激震の波紋広がる=パラグァイ 坂本邦雄

当選を決めたマウリシオ・マクリ候補(Foto: Site Oficial Mauriciomacri.com.ar)

 ラ米3位の経済大国アルゼンチンを、この12年間統治して来た中道左派ペロン・正義党のキルチネル政権が、去る11月22日(日)の決選投票で、クリスティーナ大統領推薦のダニエル・シオリ候補を、中道右派のマウリシオ・マクリ候補(56)が51・40%対48・60%という僅か3%の差で破って次期大統領に当選し、クリスティーナが後継者として ...

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ブラジル司法史上初の判決=自国籍者をパ国に引渡し=パラグァイ 坂本邦雄

連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官(Foto: Fellipe Sampaio/ SCO/ STF, 15/10/2014)

 昨年(2014)の10月16日、ア市ABC紙の在カニンデジュ県クルグアツー市通信員パブロ・メディーナ記者と新聞学実習生アントニア・アルマーダ嬢が、地域の闇マリフアーナ栽培地の調査取材の帰途、同県ウペフ自治体の別名〃ネネコ〃ことヴィルマル・アコスタ市長(40)差回しの複数の刺客により暗殺され…

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1946年、大飛蝗群の来襲=ラ・コルメナでの思い出=来年はパ国日本人移住80周年=パラグァイ 坂本邦雄

砂地に産卵するサバクトビバッタ

 早いもので来年(2016)は、私が育った戦前のラ・コルメナ植民地の創設80周年で、即ち戦後に続く全パラグァイ日本人移住80周年記念の誠にめでたい年でもある。そこで、今回はパラグァイ日本人移住『傘寿』の年にちなんで、はばかりながら昔のラ・コルメナ時代の思い出を綴つづって見たいと思う。 これは、余り景気の良い話でもないが、当時入植 ...

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イタイプー高圧送電線疑惑=ほぼ同じ工事で2倍の差=ルーゴ政権と伯PTが癒着?=パラグァイ 坂本邦雄

 ルーゴ政権時代の2011年に、メルコスールの「構造格差是正基金・FOCEM」の資金をもってイタイプー巴伯双国水力発電所及びANDE・電力公社に依り建設されたイタイプー~ヴィリャ・アジェス市間(アスンシォン市対岸チャコのHayes県の同名県都で、米ラザフォード・ヘイズ大統領の名に因む)の348キロメートルに及ぶ500kv直流高圧 ...

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タバコ反密輸対策の矛盾=「国会クーデター」の明暗=パラグァイ在住 坂本邦雄

連邦議会の密輸対策委員会で演説するエフライン・フィーリョ連邦下院議員(3月3日、deputado Efraim Filho、Foto: Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 「民間事業理念と善隣イデオロギーの理想は、対密輸国際協力政策を計るに当って必ずしも相容れなく、その効果に期待はできない」とは、ブラジルの民主党・DEMのエフライン・フィーリョ連邦下院議員の主張である。 つまり同野党派下議は、タバコ産業の企業家でブラジルへの密輸タバコを生産し、暴利を貪っている張本人のカルテス大統領の政権と国際密 ...

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不況をよそに政界は乱戦=どうかたずくか大物解任劇=駒形 秀雄

 このところ雨が多いうっとうしい天気が続き、人々の顔も心なしか冴えないようです。世の中どう動いているのだろうと新聞やTVを見ると唯一活発に動いているのは政治の世界のようですが、これが又ゴチャゴチャでどうなっているのかさっぱり分からない。しかし、政府や議会で決めた方策によって国が動いている訳であり、それがひいては私達の日々の生活に ...

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不可能を可能にする学生運動=歓迎された教皇の置き土産=パラグァイ 坂本邦雄

パラグァイを訪問したフランシスコ教皇(左)とカルテス大統領(Foto: Presidencia de la Republica del Paraguay)

 去る7月の10日から12日にかけてパラグァイを公式訪問したローマ教皇フランシスコは国民過半数の信心深いカトリック教徒に熱烈に迎えられたのみならず一般大衆にも好印象を与え、希望に満ちた光明の証跡を残してバチカンへ帰庁した。 隣国アルゼンチン出身のフランシスコ教皇はパラグァイの歴史に明るく、特にかの忌わしい三国同盟戦争(1865? ...

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協同組合が邪魔なのは誰か?=付加価値税とIMFの関係=パラグァイ 坂本邦雄

国際通貨基金のクリスティーヌ・ラガルド専務理事(Foto: Stephen Jaffe/IMF)

 最近来パしたIMF(国際通貨基金)の専門家ミッションの検討課題の一つに、大蔵省の関心事項である協同組合に対するIVA(付加価値税)の課税についての助言の件があった。 ちなみに、この組合に対するIVA徴税法は組合法の事前修正を要するが、大蔵省は〃逆通行〃で国会下院による異常な課税の法案を画策した経緯がある。 そして、その原案は国 ...

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