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樹海

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 企業や政府機関の不祥事が起きたとき、日本では深々と頭を下げる幹部の姿が大々的に報道される。日本ではごく普通だが、ブラジルではまずあり得ない。メンサロン事件で断罪されながら、拳を突き上げて正当性を主張しつつ出頭する〃カーラ・デ・パウ〃な被告すらいる。どちらも極端だ▼発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が自殺し、理 ...

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自殺したくなったらブラジルへ?!

 「こんなにソルチ(運)がある日が来るとは思いもしなかった。生きていて良かった!」。サンパウロ市在住の加藤イツ子さん(86、静岡)は電話口で声を弾ませた。朝は「文協に予約してないけど聞けるだろうか」と不安な気持ちで家を出たが、無事に安倍首相の講演を聞け、最後に記念撮影まであった▼撮影の席では「左に座った人を見たら首相。右に座った ...

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 日本発祥の新興宗教「生長の家」が、日本をしのぐ勢いで当地の信者を増やしている。日本の一新興宗教がなぜ、とかねがね疑問に思っていたが、先日取材で訪れた「特別講演会」で教えに触れ、少し腑に落ちた▼生長の家の特徴の一つは「全ての宗教の真理は同一」と説く点にある。だからキリスト教徒であれイスラム教徒であれ、同団体の活動に参加するのに信 ...

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 安倍首相夫妻は文協大講堂を埋めた全員と異例の記念撮影をした。その撮影データは文協に残されたので、希望者は同事務局で手に入る。いろいろな著名人来伯を取材したが、こんな場面は初めて見た。首相夫妻と一緒に収まった写真を得たことで、本人だけでなく子々孫々にも記念すべき日となった▼記者会見で首相は「日系人が培ってきたそれぞれの国や日本と ...

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 2日付2面でも触れたエボラ出血熱に関し、2日付エスタード紙がリベリア在住の記者からの報告を掲載した▼従来のエボラ出血熱の流行は限られた範囲で起きており、村がほぼ壊滅した例も珍しくなかった事などもあり、この病気の怖さを知らない人は多い。現在は史上最悪の流行状態だというのに、感染病の基礎知識を持たない人やウイルスが自国内でも暗躍し ...

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 松原安太郎の三男の妻・松原祐子さんには、実はなかなかう約束ができなかった。連絡先を入手してから何度も電話したが、「もうすぐ旅行する」「最近バタバタだから」などと毎回断られた。半年ほど経ち、「来週クイアバに行く」と言ったら住所を教えてくれ、ようやく会えた。ポ語、しかも電話で意図がよく伝わらず、不審に思われていたのかも―と少し緊張 ...

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祖父岸総理に匹敵する日伯振興を

 1959年7月24日午前8時、岸信介総理がリオに到着した。JK大統領を訪ね、前年の三笠宮ご夫妻訪伯の際の厚意に御礼を言うと、大統領はカフェジンニョを勧め、「日本でのコーヒー普及ぶりは? ぜひ日本国民に愛飲していただきたい」と尋ねた。総理は「残念ながらお茶の方が盛んですが、私のようなコーヒー党が追々に増えることでしょう」などと和 ...

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 日本で再びデカセギ需要が高まっている。アベノミスクによる景気回復に伴い、工場や建設現場などで働く単純労働者が不足してきたようだ。しかし、日本人の新卒大学生らは就職難に直面したままだとか。というのは、「大学を卒業してまで単純労働なんて」と考え、こうした職業を避けるからだ。日本の就職で大卒という〃印籠〃は、もう切り札ではない▼一方 ...

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選手の体調よりスポンサーを気にするサッカー協会の体質

 日本サッカー協会の原博実専務理事が24日、W杯総括の記者会見をし、敗退理由として《キャンプ地イトゥーから各会場への長距離移動による疲労などを、力を出し切れなかった要因に挙げた》との日本の報道を読み、「今さらか」と残念に思った▼本紙は昨年12月5日付で《近づくサッカーW杯=なぜ日本代表はイトゥーへ?》との見出しで、《日本代表が北 ...

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 27日はサンパウロ市東部のアレーナ・コリンチャンスことイタケロンでコリンチャンス対パルメイラスの試合があったが、試合前に流れた報道に「たかがサッカー、されどサッカー」と思わされた▼27日の試合は伝統カードといわれる一戦で、100年を超える歴史を持つライバル同士がぶつかれば流血の事態も予測されたため、同会場では「お客」の立場であ ...

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