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樹海

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外観の美しさか、内面の美しさか

 最近、メディアを賑わしている話題の一つに、デニス・セーザル・バロス・フルタード医師(通称ドクター美尻)や、パトリシア・シウヴィア・ドス・サントス氏(通称パティ美尻、マッサージセラピスト)らによる美容整形やその被害者の話がある▼フルタード医師とその母親がリオ市の自宅で行った手術後に女性が死亡して以来、手術後に健康被害が出た、術部 ...

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「ジウマ罷免」に傷をつけないためにも

16年3月、ジウマ大統領罷免審議の際のジャナイーナ氏とレアレ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

16年3月、ジウマ大統領罷免審議の際のジャナイーナ氏とレアレ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)  7月31日、エーリオ・ビクード弁護士が亡くなった。2016年のジウマ前大統領の罷免請求を作成した主要弁護士だ▼コラム子自身もそうだったが、あのジウマ氏の罷免はあくまで「腐敗権力の打破 ...

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一度だけ身内の話を

NIPPAKの眞子さまご来伯特集号

 かつて身内のことを、本コラムで書いたことはない。  だが社長から「今回の眞子さまの取材では記者が全伯を飛び回って、全員ががんばった。ポルトガル語編集部も。そのことを一度ぐらい書いてくれ」と言われた。  もしも吉田尚則前編集長に「身内の話を書いてもいいか」と相談したら、「しゃらくさい。社会の公器たる新聞に、身内の話、つまり個人的 ...

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政党再編するなら、どの党から?

ヴァウデマール・コスタ・ネット氏

ヴァウデマール・コスタ・ネット氏  大統領選まで、早いものであと2ヵ月あまり。サッカーW杯も終わり、伯字紙もこの話題が中心になっている▼今回の選挙は、ラヴァ・ジャット作戦以降の政界大混乱の収束が求められる選挙と位置づけられている。だが、それが故に、まだどう転ぶかわからず国民は迷っている最中だが、それは政界も同じ。どの候補を支持し ...

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ブラジルの人口のピークは2047年?

 地理統計院が今後42年間の人口の推移を見直し、ブラジルの人口のピークは2047年の2億3320万人で、2060年には2億2830万人まで減ると発表した▼先進国では当たり前となった人口減少だが、今も人口流出が流入を上回る12州では2048年以前に人口が減り始める一方、人口流入が流出を上回るか出生率が高い8州は2060年も人口が減 ...

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「眞子さま」という癒し

日伯の小旗の海に浮かぶかのような眞子さま

 「眞子さまのお言葉は僕らに癒しを与えてくれた。ブラジルに暮らしている僕らのことを、日本の人たちは忘れていないんだと思わせてくれた」。21日、県連日本祭りで110周年記念式典が終った直後、なにげなく参加者の声を会場で集めていたとき、小西ジューリオ武雄さん(60、二世)からそんな感想を聞いて考えさせられた。 「そんな切実な気持ちで ...

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今こそブラジルのJリーグへの貢献を!

鹿島アントラーズに再び戻ることになったジーコ(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 15日にサッカーのW杯が終わった。今はセレソンの雪辱優勝はならなかったが、本紙読者的にとっては日本代表のこれまでにない大活躍が強く印象に残ったことだろう。セレソンを破った強豪ベルギーに対し、一時は2点リードし、最後まで互角に戦ったゲームは、日本サッカー史に記念すべき一頁を加えたこととなった▼あれ以来、日本代表で活躍した選手には ...

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W杯で光ったクロアチアの大統領のモラル

 ロシアW杯で注目を集めた人物の一人に、準優勝したクロアチアのコリンダ・グラバル=キタロヴィッチ大統領(50)がいる▼同国初の女性大統領で子供が2人おり、大のサッカーファンだ。W杯のチケットもポケットマネーで購入。大会中は休暇をとり、自費購入のエコノミークラスのチケットで渡航した。観戦時は自国代表チームのユニフォームを着、一般席 ...

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いよいよ眞子さまご来伯、一世最後の周年行事

リンス周辺の過去帳では1920年の死者39人中、実に30人が5歳以下で亡くなっている

 いよいよ、明日18日に眞子さまがリオにご到着になる。19日にはパラナ州に足を運ばれ、21日からはサンパウロ、今週末は県連日本祭り、日本移民110周年式典だ。平均年齢が80歳前後とみられる一世の大半にとっては、10年ごとの大きな周年行事としては今回が「最後」だろう▼祭典実行委員長の菊地義治さん、県連会長の山田康夫さんなど、今回の ...

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マララ基金が支援する三つの教育事業とは

サンパウロ市イビラプエラで行われた討論会でのマララさん(Rovena Rosa/Ag. Brasil)

 2014年にノーベル平和賞を受賞した人権運動家のマララ・ユスフザイ氏(21)が、三つの教育事業を支援するためにブラジルを訪問中だ。彼女が代表の「マララ基金」が支援するのは、サンパウロ市の「教育活動」とバイア州サルバドール市の「先住民活動全国協会」、ペルナンブコ州レシフェ市の「青少年の権利取り戻し運動」だ▼サンパウロ市での活動は ...

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