樹海

  • ラヴァ・ジャット班のデウタン・ダラグノル検察官(Jose Cruz Agencia Brasil)

    「正義主張」で民主主義が脅かされる皮肉

     14日に出た判決を巡って、現在、最高裁が批判の矢面に立たされている。それは同裁が、「ラヴァ・ジャット(LJ)作戦のような大型汚職犯罪の場合でも、選挙に使われた隠し口座の裁判は選挙裁判所で行なう」との

  • 州立校での銃乱射事件から1週間を経て

     サンパウロ大都市圏スザノ市で起きた州立校銃乱射事件から1週間が経ち、20日には初七日のミサも行われた▼17歳と25歳の元在校生が、彼らも含めて10人の死者と11人の負傷者を出した事件だ。その後は、葬

  • 「ボウソナロの精神的指導者」オラヴィオ・デ・カルヴァーリョ(Olavo de Carvalho, From Wikimedia Commons)

    《記者コラム》ブレグジット/トランプ/ボルソナロに裏の繋がり?

     ボルソナロ大統領誕生の裏の立役者に、「ボルソナロのグル(精神的指導者)」オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ(Olavo de Carvalho)と、トランプ大統領の懐刀で元ホワイトハウス首席戦略官スティ

  • 生前のマリエーレ氏(Guilherme Cunha/Alerj)

    「マリエーレ事件の謎と奇遇」の今後の展開は?

     12日、事件発生1年を直前にしたタイミングで、リオ市会議員マリエーレ・フランコ氏の殺害実行犯が逮捕された。だが、「これで解決」ではなく、むしろ、これからの展開が注目だ▼思えば殺人事件に関して、マリエ

  • 県別のブラジル移民数

    県人会は一世と共に滅びるべきなのか?

     47都道府県人会はいつまで揃っているのか――ブラジル日本都道府県人会連合会の役員会の呼びかけで2月23日に行われた「京都会の昼食会」を取材しながら、そう考え込んだ。  その時、鹿児島県人会の上園モニ

  • デスフィーレの優勝を喜ぶマンゲイラ(Tania Rego/Agencia Brasil)

    カーニバルで踏んだり蹴ったりのボルソナロ

     ブラジルにおけるカーニバルのデスフィーレ(パレード)は、伝統的に社会風刺の場でもある▼これはカーニバルというものの成り立ち上、どうしてもそうなってしまうものだ。元々、カーニバルは黒人起源の祭り。社会

  • サルバドールのアラスタンをリードした歌手の一人、レオ・サンターナ(中央)(7日付G1サイトの記事の一部)

    惨事や人ごみを悪用する輩達

     サンパウロ市やリオ市でのスペシャルグループのサンバパレードは終わっても、ブロッコと呼ばれる集団による路上でのパレードはまだまだ続く▼「灰の水曜日」の6日にサルバドールで「アラスタン」と聞いた時、一瞬

  • リオのデスフィーレ(Tania Rego/Agenica Brasil)

    「リオのカーニバル」のパレードの歴史はどのくらい?

     もう、今日が終わりそうなあたりからサンパウロ市、そして全国が注目のリオで3日の23時30分からカーニバルのデスフィーレ(パレード)がはじまる。ブラジル民にとっては、それに興味があろうとなかろうと、も

  • 歌と人生、世代交代

     21日付ジョルナル・ニッパク(弊紙ポルトガル語版)に、16~17日に開かれた第25回サンパウロ州選抜カラオケ大会(通称パウリスタン)の記事が掲載された。4頁は弊紙記者の記事で開会式などが中心、12頁

  • 2016年12月にペレと結婚した青木シベレ・マルシアさんの記事(ヴェージャ誌サイト2016年7月10日付)

    元隠れキリシタンが作った保和会の役割

     「保和会がもうなくなるかもしれない」―そんな噂を聞いて愕然とし、関係者を急いで探した。  保和会といえば、福岡県三井郡大刀洗町今村出身者で、元隠れキリシタンの青木家、平田家らが中心になって作った親睦

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