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オーリャ!

ジャパンハウス、もっと楽観してもいいかも

 ジャパンハウスは4年後、継続するのか閉鎖か――かねてからの疑問に一つ答えが出た。中前在聖総領事曰く「数値目標の達成度次第」という。 具体的な数値は、年間の来館者数6・3万人、サイトのページビュー年間200万件などの外務省案をさす。ちなみに弊紙サイトのビューでも、それぐらいは越えている。来館者数も170人/日というのは、サンパウ ...

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和風シュラスコはどうですか?

 ブラジルでポピュラーな団欒、文化と言ってもよいシュラスコ。招かれる度にとても美味しく満喫するが、困った事もある。 日本のバーベキューと違い、ひたすら肉ばかり焼いて、それを喉に流し込むのはもっぱらビールとコーラ。「日本では野菜も焼くし、飲み物には冷たいお茶も」と語ると驚かれ、「野菜なんて信じられない。腹一杯肉が食べられなくて可哀 ...

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県人会でフェイスブック活用を

 「会の活動を引き継ぎたいが、若い人が集まらなくて・・・」。県人会で繰り返し耳にする言葉だ。打開策はないだろうか。 長崎や山口、岩手などの県人会はフェイスブックページで会員とつながっている。またアチバイアの花といちご祭りは、フェイスブックで1万5千人以上に情報配信し、去年も人集めに成功している。 この種のサイトは会員に催し物を告 ...

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世界沖縄料理大会はいかが?

 沖縄県系人の結束力にはいつも驚かされる。『世界のウチナーンチュ大会』参加呼びかけに訪れた、安慶田光男副知事ら10人のキャラバン隊もその一例だ。 わざわざ副知事がくる熱烈な呼びかけを機に「今から準備すれば行けるかも」と思いを巡らせた県系人も多いはず。前回の1200人を越える人数が訪れるなら、当地のPRもしてほしい。 ブラジルには ...

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日本館が金のなる木に。さて国士舘は?

 日産による日本館での文化展示会がかなり盛況だ。1月21日の開幕から25日のサンパウロ市誕生日までに、なんと3千人が訪れたと聞いた。日系人はもちろん、ブラジル人にも大好評という。 これは中島工務店による修繕作業を、大手メディアが紹介した影響が大きい。グローボのリポーターが熱心に取材し一気に知名度が増した。ブームのきっかけは、どこ ...

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ボリビア生まれだが、日本語しか話せない若者

 サンパウロ市文協、コチア青年が還暦を迎えた昨年、お隣の国ボリビアのサンファン移住地でも同じ節目を迎えていた。ふとした出会いから、同国の戦後移住地が抱える問題について知らされた。 先日の「日系農業会議」で同地二世の男性に話を聞くと、「日本語しか話せない若者が多い。将来彼らはどうやって暮らすのか」という。入植60年―10、20代を ...

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ジカ熱という「国際衛生緊急事態」でも、いつも通り?

 今年の初めにサンパウロ市のメトロが値上げになって以来駅の切符売り場の行列が長くなっているのは気のせいだろうか。「列が意外と短いな」と思ったら、最後尾は果てしなく伸びた先から戻ってきたのだと知り唖然とした。 気が短いブラジル人だが、列に並ぶ時は案外大人しい。「切符売りなんてダラダラやるのが当たり前、俺だってテキパキやらないし」と ...

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エドアルドに「リオ五輪音頭」を歌ってもらおう!

 昨年10月に日本デビューを果たした非日系の演歌歌手エドアルドさんは、日語の読み書きまで堪能だ。先日もNHK歌謡コンサートに出演し、デビュー曲のYoutube再生回数も11万回を超え、順調に注目を浴びてきている。 彼の夢は「日伯の大きな架け橋」になること。それには今年こそが最大のチャンスだ。日本は今、リオ五輪と4年後の東京五輪の ...

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日本語勉強のキーワード=「競争」&「ブーム」

 「かるたは日本語学習にも有効です!」。先日の講習会に来伯した専門家がそうアピールした。「百人一首は、ひらがなさえ読めれば誰でもできるから」というのが理由らしい。 とは言っても和歌は古文。内容を理解するのは難しい。一見敷居が高そうだが、セミナーを取材して少し納得した。字面で文字を覚え、音で語感を養うことができる。さらに競技性を持 ...

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どっちが「人間らしい付き合い」か?

 ブラジル人気質を表現するのに「喧嘩早いが仲直りも早い」と言うものがある。ブラジル人同士の言い合いは喧嘩しているように聞こえる。「絶交か」と脇でヒヤヒヤしても、次に会ったときは平然とアブラッソしている。 日本のある日本人の場合、共同生活で迷惑を被っているのに、何も言わずに2年近くその状態が続き、意を決して迷惑を被っている事を告げ ...

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