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オーリャ!

コロニア食で集客を!=サンパウロのジャパンハウス

 「正しい日本を発信する」。ジャパンハウスの基本概要だが、〃正しい日本〃という言葉が少し気になった。少なくとも「食」に関しては、いきなり「くさや」「ほや」などの純和風をブラジル人に出しても敬遠しがちだ。 逆に、日本人観光客年配者にフェイジョアーダを食べさせたら「塩辛いお汁粉」との感想で、評判が良くなかったことがある。ジャパンハウ ...

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オーリャ!

 先日バレーボール男子一部スーパーリーガのSESI対マリンガ戦を観戦した。学生時代に選手だったオーリャ子にとって、テレビで見ていた憧れのスター選手を間近で見て思うことがあった。 サッカーとバレーで共通なのは、世界最高峰の選手を輩出するが、代表クラスの選手がみな国外へ出てしまう点だ。 SESIの現キャプテンのムリーロ・エンドレス選 ...

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ブラジル人でもしない「年2回カーニバル」

 2月はブラジルでカーニバル、8月は浅草カーニバル―日本から時間、お金をやりくりして数カ月も滞在し、当地にドップリ浸かっているサンバ愛好家らと交流を持つ機会があった。ブラジル人でもしない「年2回カーニバル」生活を10年以上続けるツワモノも。 「生の圧倒的な音楽、リズムを浴びて、思い切りダンスへの情熱を表現する快感は止められない」 ...

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リオ五輪、同郷選手の応援ページを作ろう

 五輪ニュースを見ていると、コラム子と同郷なのに知らなかった選手の多さに驚かされる。例えば32年ぶりに五輪出場を決めた水球男子の志水祐介選手(熊本)も、初めて聞いた名前だ。 日本ではブラジルの治安の悪さが何度もニュースに流され、選手たちは不安な気持ちで来伯するのではないか。そんな時、世界最大の日系社会として何が出来るだろうか。  ...

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リオという〃危険すぎる五輪〃

 五輪開催年となったリオだが、「治安悪化」との報道が続いている。世界中から〃危険すぎる五輪〃として認知されつつあるかもしれない。 ただし、現地ガイドから「海岸やラッパ地区が危ない」との一般論を聞き、やや疑いも。有名なコパカバーナもラッパも実際に真夜中に歩いたが、さほど危険な香りがしなかったからだ。 とはいえ、グローボ局が放送した ...

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日本を知らない日本語教師につける薬?

 まもなく発表される国際交流基金の最新データでは「海外の日本語学習者」は400万人を越える見込みだとか。79年と比べると何と30倍以上に増えた。 日本語を学ぶ理由で「継承語だから」(日系人)は1割程度。あとの9割が非日系の学習者で、「日本の文化が好き」とか「ビジネスで使う」など様々。 教師側の教える動機はどうか―。先日出会った日 ...

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巨大プールは危険がいっぱい

 昨年末、サンパウロ市より北西に車で1時間、イトゥペヴァ市のプール遊園地に行く機会があった。波の出るプール、巨大な滑り台等、真夏のクリスマスを思い思いに楽しむ姿があった。 でも安全対策に心もとない箇所が散見された。特に巨大滑り台に登る階段の柵が低いのに肝を冷やした。日本なら下に保護網が張られているのが普通だが、友人はお構い無しに ...

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五輪でデング熱を日本に持ち帰らないために

 ボウフラが湧いた―野外の水溜りではなく、我が家で数日放置したコップの中である。わずかな水があれば蚊は繁殖することを痛感させられた。 〃冬を知らない〃リオでは五輪期間の8月でも蚊が活発で、感染対策が必須だ。罹患患者の血液を吸った蚊が、他の人を刺すことでデング熱、チクングニア熱、ジカ熱の感染が広がる。 つまり罹患した選手や観戦者( ...

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切ない年越しの花火大会

 年越しはパウリスタ大通りを訪れ花火を見たのだが、思いのほか派手で見応えがあった。都心のど真ん中とあって壮観で、消防法や騒音被害など余計な心配をするほど見事だった。 ただし、ビルの屋上から次々と打ち上がる景色を見て、「9月の花火もこのような場所で見たかったなぁ」という思いが浮かんだ。120周年記念で行なわれた昨年の花火祭りのこと ...

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世界の観光地デパート

 昨年末、日本人旅行者を案内する機会があった。リオやイグアスでなく、せっかくサンパウロ市なのだから〃らしい〃ものを見せたかった。 とはいえ、考えても思いつかなかったので、ただあてもなく歩き、リベルダーデ広場のラジオ体操に始まり、イタリア人が設計した市立劇場とか、アラブ系移民が多いので「アビビス(ハビービス)」というファーストチェ ...

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