コラム

  • 年金改革通過、景気振興策の矢先=ルーラ出所で衝撃の政界や経済界=サンパウロ市在住  駒形 秀雄

     11月8日(金)、汚職容疑でクリチバ連邦警察署の独房に拘留されていたルーラ元大統領が釈放されました。  ルーラは「貧しい東北地方の出身で、恵まれない一般庶民の気持ちが良くわかる」「2018年、反対勢

  • 東西南北

     ルーラ氏の釈放がブラジル中の話題をさらった週末。トフォリ最高裁長官やモロ法相の意向を受けた連邦議会では、ラヴァ・ジャット派議員中心に、「2審有罪で刑執行」の憲法補足法案の審議を急ごうとしている。だが

  • 大耳小耳

     「2019年度にっけい文学賞」に選ばれた栗山舎人氏著『ある移民の生涯』は、いくつもの短編と随筆からなる作品集。渡伯して間もない移住者の心境や、日本人がたくさん住んでいた頃の東洋街など、ブラジル暮らし

  • ルーラ釈放は最高裁が悪いのか?

     ブラジル最高裁が7日、「2審有罪で刑執行」派が5対6で「刑執行反対」派に負けた。これを受けてルーラ元大統領が釈放され、世間がざわついている。ムリもない。ところが、グローボTV局はあえて大騒ぎせず、「

  • 東西南北

     最高裁での注目の審理は「第2審有罪での刑執行」が覆るという結果に終わり、7日夜から8日朝にかけてのブラジルはそのニュース一色となった。審理前は「判断が覆れば最高裁閉鎖だ」などと息巻いていた一部国民が

  • 東西南北

     6日、スペインのマドリッドで行われた、サッカーの欧州チャンピオンズ・リーグでのレアル・マドリッド対ガラタサライ戦で、サントスからレアルに今季入団したばかりのロドリゴ(18)が、ハットトリック(1試合

  • 大耳小耳

     故郷巡りに同行した、アマチュア歌手のZenkyuさん(本名=小川善久)。本業である「漢和塾」経営の合間を縫い、作詞作曲したアマゾン90周年記念バラード「この地に舞い降りたのは」と、110周年を記念し

  • むしろ「暴動」を煽りかねないボルソナロ政権の言動

     「ボルソナロ政権は、むしろチリのような民衆暴動が起こってほしいのか」。ここ2週間くらい、同政権からは耳を疑うような言動が連発で、そう首を傾げざるを得ない▼その突破口を切ったのは大統領三男のエドゥアル

  • 東西南北

     下院のフェイクニュースCPIで5日、「ネットで攻撃されて被害にあった」と、ジョイセ・ハッセルマン下議が涙で訴えたことが話題となっている。ジョイセ氏は、その体型を漫画のキャラクターになぞらえて「ペッパ

  • 大半の国は一、二審で刑執行=四審まであるブラジルの特殊な事情=リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市在住 杉村士朗

     10月25日付当地日刊新聞『ゼロ・オーラ』はブラジル国と他国の法制を比較する解説を掲載した。同解説は、平易簡潔かつ非常に興味深いと私は考えるので仮訳して紹介する。(以下、仮訳)      ☆  ブラ

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