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2020年5月13日の記事一覧

日本語教師=「教育現場の声をきいて!」=日本政府に意見書を提出=南米教師グループ401人

2017年7月に開催された第60回全ブラジル日本語教師研修会』の開講式の様子(参考写真)

 南米10カ国と日本(南米での経験を持つ日本帰国者等)の日本語教師401人の集まり「声なき教師」が4月24日、「日本語教育推進法の基本方針(案)に関する南米の教師(連名)からの意見書」を日本政府に提出した。その中心になった一人、横溝みえさん(一世・愛知県)は「待遇改善や地位向上への取り組みや教材支援等を求める切実な声が多く寄せら ...

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新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(26)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩

到着したばかりの一晩をモイーニョ・ベーリョ寄宿舎で過ごしたコチア青年の皆さん(『コチア青年の20年』コチア青年連絡協議会、1975年)

謎の奇策二件(上)  1950年代、コチア産組専務理事・下元健吉は、新政策を二件、打ち出した。いずれも誰も予想しておらず、理解もできなかった――という意味で奇策であった。  一件は日本からの大量の青年移民導入、もう一件はジャグァレー区の6万平方メートルという広大な土地の購入である。  前者、つまりコチア青年の導入から話を進める。 ...

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「サンパウロ市内に花届けます!」=モジの花生産者が直売で

ミズタニさんによる田中さん一家の似顔絵

 新型コロナウイルスによる外出自粛措置で花屋が閉鎖され、販売経路が絶たれたサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市の花農家「田中農場(Sítio Tanaka)」が直接に花の販売配達をはじめている。  取り扱う花は洋蘭類やアザレア、アジサイ、竹などの鉢植えを販売している。注文を受けてから4日から7日で配達する予定。配達は主にサンパウ ...

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【コロナ禍緊急日誌】「給付金10万円をブラジルで役立てて」との有り難い申し出

 福岡市に住んでいるニッケイ新聞の協力者から「日本政府から10万円給付金をもらったのですが、私自身は困っていない。ニッケイ新聞は日系社会で重要な役割を担っているので、ぜひ役に立てて」と寄付の申し出があった。  実際、ニッケイ新聞の経営もコロナショックで大打撃を受けている。印刷版が一時停止している間も、サイトでは記事は更新し、PD ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(252)

 その遅れが検事官を苛立たせた。検事が6月7日の判事に向けた書で、「遅れに疑問がある」と書いた。添付書類がついた申請書の受付日が4月26日と記録されているのに、判事が受け渡しの許可を与えたのは5月26日となっているのだ。  検事は「法律の施行を預かる検査官として、申請書の検討にあたる前に、現公証人にお伺いしたい。期限にかけては第 ...

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