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 サンパウロ州立移民博物館と国際交流基金サンパウロ日本文化センターは9月1日午後3時から、国際日本文化研究センター所属の移民史研究者・根川幸男さんが日本人移民110周年を記念して講演会を開催する。会場は同博物館講堂(Rua Visconde de Parnaiba, 1316, Mooca)。日本移民の歴史や移民船での生活などに ...

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 ブラジル日系熟年クラブ連合会(上野美佐男会長)の会報『ブラジル老荘の友』535号が8月に刊行された。川柳欄には時流を読み込んだ興味深い作品がズラリ。《W杯ブラジル負けて街静か》(鈴木ふみ)など、「まさにその通り」という感じ。《黄緑のTシャツ着ても日本人》(原一平)もW杯の応援風景を切り取ったものか。ブラジル人に混じってセレソン ...

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 ブラジル内で販売されるコーヒー豆は、発酵してしまったものや、乾燥後に殻を剥く機械の中で割れてしまった豆など「悪いもの」中心。つまり「良いものは日欧米に輸出される」のは有名な話。でも、最近ではサンパウロ市内でも「良い豆を使ったカフェ」を提供する店も増えているとか。26日までサンパウロ市とパラナ州クリチバ市で「コーヒーウィーク」( ...

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 日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第44号が8月に刊行された。今号も約40話の興味深い話が満載。たとえば〃イタイプーダム救った8人の侍」の一人、荒木昭次郎さんが書いた「そろばん」。卓上電子計算機が普及する以前の70年代初期まで、日本から持ってきたソロバンと計算尺が大いに設計事務所の仕事に役立っていたとか。《それを見た仕事仲間のブ ...

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 映画配給会社サトウ・カンパニーが8月に予定していた「Japan Filme Experience 2018」だが、公式サイト(http://www.jfx.com.br/)によると来年8月に延期された。経済的な要因など様々な理由があるようだが、上映が決まった映画も多数あるよう。またサンパウロ州、連邦文化省との共催になっている。 ...

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 俳誌『朝蔭』465号が7月に刊行された。《秋深し蒸かし肉まん恋しくて》(バストス、藤田克椰)。東洋街では中華食材店には各種肉まんが並んでおり、ダイソーでレンジにかけられるプラスチック容器を買ってきてチンすれば、蒸かさなくても簡単に食べられる時代に。5月の鯉のぼりはなかなか当地で見ることができない。それゆえ《鯉のぼり瞼の裏にはた ...

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 俳誌『蜂鳥』(富重久子発行人)342号が4月に刊行された。《母の日やスマホ動画に孫の顔》(山岡秋雄)からは、動画を見て嬉しいことは嬉しいが、「本当は実際に会いに来て欲しい」という願いが込められているのでは。《パモンニャや確と受け継ぐ姑の味》(藤井美智子)も興味深い。姑から受け継いだ〃家庭の味〃が日本食でなく、ブラジル食のパモン ...

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 在聖総領事館の安全情報によれば、7月28日正午ごろサンパウロ市セー駅構内で邦人がバッグを盗難される被害が発生した。被害者は犯人と思われる男に「バッグが汚れている」と声をかけられ、確認したところ液体が付着していた。男と汚れを落としていると、「上着も汚れている」といわれ、バッグを床に置いて上着を脱いで確認したとところ、何者かにバッ ...

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 日本ブラジル中央協会(大前孝雄会長、東京都港区)発行の会報『ブラジル特報』1645号が7月に刊行された。今回も読みどころ満載だ。【特集・ブラジル政治塾】(舛方周一郎・神田外語大専任講師)は、大統領選で《ルーラが出馬しない前提での決選投票で、アルキミン(PSDB)とシロ・ゴメス(PDT)…》という展開を予想。さらに《ボルソナロの ...

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 『ブラジル老荘の友』534号が7月に刊行された。冒頭には「西日本豪雨災害お見舞い申し上げます」とあり、全国老人クラブ連合会の斉藤十郎会長宛てに送った塾連の上野美佐雄会長の手紙が転載されている。いわく「このたびの西日本を襲った記録的豪雨により被災された多くの全老連会員の皆様並びにご家族の皆様には心からお見舞い申し上げます。大変な ...

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