サンパウロ市が行っている新型コロナウイルスの感染実態調査で、同市の人口の13・6%(人数換算して161万4274人)は既にウイルスに感染し、抗体を持っている事が判明した。 同市では6月から同様の調査を行っており、初回(第0段階)の抗体保有者は9・5%だった。 以後の調査の結果は、第1段階9・8%、第2段階11・1%、第3段 ...
続きを読む »2020年10月15日の記事一覧
《ブラジル》最高裁判事が内部分裂?=仮釈放されたPCCリーダーが国外逃亡で=連邦議会でも法案論議再燃
(左から)マルコ・アウレリオ判事とルイス・フクス長官(Nelson Jr. e Carlos Humberto – STF) 【既報関連】最高裁のマルコ・アウレリオ・メロ判事が州都第一コマンド(PCC)リーダーの仮釈放を認めた後、ルイス・フクス長官がその判断を覆す決定を下した事で、最高裁内の意見が割れ、14日に緊急審理が行われ ...
続きを読む »《ブラジル》交通法改正案を承認=免許証有効期限が10年に=違反ポイント40に拡大
ボルソナロ大統領は13日、交通法改正案を一部拒否権を行使しつつ裁可した。14日付連邦官報に掲載された同改正法では、運転免許証(CNH)の有効期限延長や、ポイント数を40に拡大することなどが盛り込まれている。公布から180日後に発効。13日付G1サイトなどが報じた。 これは大統領の選挙公約の一つ。昨年6月に大統領自らが連邦議会 ...
続きを読む »《ブラジル》14中4分野はコロナ禍前に=回復の度合いに業界間格差
世界一の生産量を誇る大豆の畑(Jaelson Lucas / AEN) 新型コロナウイルスの感染拡大で大きく落ち込んだ経済活動が少しずつ回復基調に戻ってきているが、その度合いは業界毎に大きな差があると14日付現地紙が報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会 ...
続きを読む »《ブラジル》インフレが高齢者や貧困者の財布直撃=生活必需品の値上がり響く
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が13日、60歳以上の層の第3四半期の消費者物価指数(IPC‐3i)は前期比で1・93%上昇したと発表したと同日付ニュースサイトが報じた。第2四半期のIPC‐3iはマイナス0・03%だった。
続きを読む »サッカーW杯南米予選=ブラジル2勝目で勝ち点6=ネイマール代表得点歴代2位に
サッカーのブラジル代表チームは12日のW杯南米予選のペルー戦で、終始先行されるなどデフェンスの弱さとクリエイティブなプレーの欠如に苦しむ中、ネイマールがハットトリックで押し返して4対2で下した。また、期待のリシャルリソンは、184センチの長身を活かしたプレーで存在感を存分に発揮した。 この試合はチッチ監督にとり、50回目の代 ...
続きを読む »東西南北
リオ市コパカバーナで12日午後、アパート12階(日本式では13階)からガスボンベやガスコンロの部品などが投げ落とされ、ガスボンベの直撃を受けた果物売りの男性が死亡する事件が起きた。男性は身分証明書を持っておらず、トロンコという通称以外、不明なまま。ガスボンベの落下速度は時速125キロに達したと報道されている。ガスボンベなどを投 ...
続きを読む »特別寄稿=我が青春の思い出=聖市イピランガ区在住 小池 庸夫(つねお)=(下)
その頃、ラルゴ・ピニェイロス辺りはまだ石畳の道。コチア産業組合があり、馬車で荷物を運んでいた時代だ。とても活気が漲っていた。 土曜日、日曜日、大工道具を引っ提げて、テオドロ・サンパイオ通りの商店街を一軒一軒回り、何か簡単な仕事はないか御用聞きして回る。 すると有るわ有るわ。次々と「ここに棚を作ってくれ」とか、「扉を反対に開 ...
続きを読む »シリア難民に支援の輪=本紙座談会連載に反響=伯、日、独を結ぶ絆
本紙で8月4日から16回連載した『サンパウロ難民移民座談会』(大浦智子著)を受けて、ドイツ在住のシリア人難民の家族へ支援の輪が広がった。8月14日付の第8回で取り上げたガラン・ジャロール(36歳)さんのことを知り、日本とドイツ在住の日本人女性たちから現金や食品、衣料品が寄付された。 ガランさんは2016年にドイツのミュンヘン ...
続きを読む »アジア系コミュニティの今=サンパウロ市で奮闘する新来移民ネパール編<4>
アジアを股にかけるネパール商人 「日本の商品はオリジナルで、品質に保証があります。また、日本人は言うことが二転三転せず、約束を守るのでとても信頼できます」と語るのは、ネパール人ラン・ハリ・サプコタさん(38、ヌワコット生まれ)。 大学卒業後、マレーシアで約10年働きながら、『より明るい未来の生活マーケティング社(Bright ...
続きを読む »