2021年2月13日の記事一覧

《サンパウロ市》バーチャルのカーニバル=市役所主催で12日から

 12日午後8時から、サンパウロ市の市役所主催のバーチャルのカーニバル・イベント、「フェルティバル・ト・ミ・グアルダンド(Festival Tô Me Guardando)」が始まった。  カーニバル期間中、路上のサンバグループであるブロッコのパレードやワークショップ、討論会など、380もの活動が繰り広げられる。  幕を切って落 ...

続きを読む »

《ブラジル》夫は別人になりすました強盗殺人犯=3年前に結婚した妻はショック状態に=検問で12年間のウソ判明

 ブラジル南東部のミナス・ジェライス州で10日午後、12年前に刑務所を脱走後、同年代の甥になりすまして警察の目を逃れただけでなく、結婚までしていた強盗殺人犯が捕まった。  偽名を使って逃亡生活を続けていた強盗殺人犯逮捕は、同州州都ベロ・オリゾンテ大都市圏にあるイガラペ市に設けられた国道381号線での検問がきっかけだ。  連邦道路 ...

続きを読む »

《サンパウロ市》5万軒超の新築住宅販売=前年比で4・5%の増加記録

サンパウロ市の経済活動の中心であるパウリスタ大通り(Revena Rosa/Agencia Brasil)  サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi)が10日に発表したサンパウロ市不動産市場収支報告によると昨年、5万1417軒の新築家屋が売れ、2019年の4万9224軒を4・5%上回った。 コンテンツの ...

続きを読む »

《ブラジル》上院公聴会で「医療崩壊の前兆知らなかった」=シラ切る保健相に反発高まる=上議「大統領と共に大量殺人罪」=議会調査委員会設置は不可避か

11日、上院でのパズエロ保健相(Valdemir Barreto)  エドゥアルド・パズエロ保健相は11日、上院の公聴会で保健省のコロナ対策に関する説明を行った。アマゾナス州マナウス市での医療崩壊の責任を問う議会調査委員会(CPI)の結成が噂される中、パズエロ氏は前言を覆して、「医療崩壊の実情は知らされてなかった」と説明。これが ...

続きを読む »

《ブラジル》ほぼ全国民2億人超の個人情報が漏洩=ハッカーがデータ密売=携帯電話1億台分も、死者の情報まで

 1月下旬、2億2千万人分超の個人情報が漏洩し、中身を切り売りしたりするデジタル犯罪が横行と報じられ、多くの市民を青ざめさせたばかりだった。だがこの10日には携帯電話1億台分のデータ漏れも判明し、国のデータ保護機関(ANPD)が捜査や捜査の補助を手掛け、情報漏洩による影響軽減の方策を探し始めたと11日付現地サイトが報じた。  A ...

続きを読む »

《ルーラ裁判》前総司令官暴露「幹部の共同作文」=軍クーデター示唆する問題投稿の真相

 前陸軍総司令官のエドゥアルド・ヴィラス・ボアス氏が、最近出版した著書の中で、2018年のルーラ元大統領の服役を問う裁判の直前に同氏が行ったツイートが「軍の上層部で共同作文されたものだった」と発言し物議を醸している。11日付現地紙、サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. ...

続きを読む »

《ブラジル》マナウス市=2月上旬の死者は448人=1月同期を65%上回る

死者急増と報じる12日付G1サイトの記事の一部  感染力が強い変異株により、感染者や再感染者が急増したアマゾナス州マナウス市では、2月最初の10日間の新型コロナによる死者が1月同期比で急増したと12日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員に ...

続きを読む »

《ブラジル》国内初の接種者に2度目=国内ワクチンの9割はコロナバック

 ブラジルでのコロナウイルスのワクチン接種第1号となった女性が12日、サンパウロ市で2度目の接種を受けた。12日付現地サイトが報じている。  国内最初のコロナワクチン接種者は、サンパウロ市の看護師モニカ・カラザンスさんで、1月17日に国家衛生監督庁(ANVISA)がコロナバックの緊急使用を認めた直後に、初回の接種を受けた。  2 ...

続きを読む »

東西南北

 15日から17日の午前中まではカーニバル休暇のはずだったが、今年はコロナ禍につき、カーニバルを公的に祝う自治体はない。カーニバル休暇は本来、国民の祝日扱いではなく、自治体判断なので、開催されないのならば平日扱いとなるはずだが、そこがブラジルの不思議なところ。企業などの判断で、この日を平日にも休日にもできる仕組みになっている。な ...

続きを読む »

特別寄稿=電源を切って質素に暮らす!=今こそ、五感を研ぎ澄まそう=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

深刻なIT機器依存で、崩れ始めた「社交の型」  茶道に「口切の茶事」というのがある。  口切とは、「目張りしておいた新茶の茶壺の封を切ること」を言うが、一般的には「物事のし始め、かわきり」、「会合での話の口切りを依頼する」という使われ方をする。  師走、いわゆる歳暮の夜長を楽しむ時の茶事を「夜咄(よばなし)」といって千利休の頃は ...

続きを読む »