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1月 2019の記事一覧

中国=ブラジル産農産物の輸入増える=大豆以外の品目も増加

ブラジルの主要農産品の大豆(参考画像・Jonas Oliveira)

ブラジルの主要農産品の大豆(参考画像・Jonas Oliveira)  13億9千万人と、世界最大の人口を誇る中国(2017年、出典:国際通貨基金)は、世界有数の農業国であるブラジルから多くの農産品を輸入している。かつては、中国によるブラジル農産品の輸入は大豆に集中していたが、2008年から2018年にかけて、大豆以外の品目も数 ...

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東西南北

 9日付本面で、ボルソナロ大統領が圧力をかけた形で、国立再生可能天然資源環境院(IBAMA)のスエリ・アラウージョ院長が辞任したという話を書いたが、そのIBAMAが9日、2012年に自然保護区で釣りを行ったことでボルソナロ大統領に課していた罰金1万レアルを帳消しにした。IBAMAは、この件に関して国家総弁護庁(AGU)が出した見 ...

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平野植民地=盗まれた運平胸像を再贈呈=恩人の没後百年を記念して=銅像溶かされ「再利用」か

平野運平銅製胸像を盗まれ、台座だけの無残な姿に

 来月6日、平野運平没後百年を迎えるに際して、サンパウロ市カンブシ区エスタード大通沿いに位置する平野運平広場に設置され、盗難に遭っていた平野運平の胸像を再贈呈しようとの計画が平野農村文化体育協会(山下薫ファビオ会長)で持ち上がっている。昨年7月に眞子内親王殿下をお迎えした同地では、わずか9世帯ながらも、平野運平の功績を後世に残そ ...

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パラー州で7団体が新年会=200人がお屠蘇で盛大に祝う

新年会の様子(提供写真)

 【パラー州ベレン発】在ベレン日本国領事々務所(浜田圭司所長)、汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)、アマゾニア日伯援護協会(山本ジルベルト修会長)、パラー商工会議所(山中正二副会頭)、北伯県人会連合会(武田司平会長)、パラー州統領官庁(ルイジエル・グエーデス補佐官)、パラー州警察庁(アルベルト・テイシェイラ長官)共催の「201 ...

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瀬名波さん文化カレンダー=本紙編集部で無料配布中

カレンダーを持つ瀬名波さん

 「新ウチナー民間大使」の瀬名波美恵子さんが沖縄文化普及活動の一環として、2019年度文化カレンダー「ウチナーグアー」を製作した。全1000部。同民間大使とは、沖縄との懸け橋として海外で活躍することが期待される人を認証する県の制度。  ラジオ・テレビ・ニッケイのアナウンサー、司会者として有名な瀬名波さんだが、カレンダーを作ったの ...

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日本に休眠口座ある人は注意!=民間公益活動に活用開始

一万円札と通帳

 日本では2018年から休眠預金等活用法が施行され、今月1日以降、10年以上取引のない預金等は民間公益活動への活用が開始されている。ただし、休眠口座であってもいつでも預金を引き出すことが可能だ。  金融庁に拠れば、10年間放置された預金等が平成26~28年度で毎年1200億円程度発生している。本制度は休眠預金を社会全体への波及効 ...

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京藤間流が新春舞初め=リ・プレットで27日

(左から)京藤間勘悦子会主、田中さん

 日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が「新年舞初め」を27日午後1時から、リベイロン・プレット日本文化協会(Rua Monsenhor Siqueira, 50, Campos Eliseos)で開催する。入場無料。  これまでサンパウロ市、カンピーナス市のいずれかで開催されてきたが、リベイロン・プレット市で開催されるの ...

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大耳小耳

 ジャパン・ハウスは、新展示「犬のための建設(Architecture for dogs)」の開催に合わせ、同展をデザインしたJH総合プロジューサーの原研哉氏を招聘し、19日(土)午後3時から講演会を行う。同時通訳あり。また、JH開館2周年を祝して4月に開催予定の展示の空間藝術を手掛けるビジュアル・デザイン・スタジオWOWから2 ...

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稀代の「至高の総統」振り返る=「東方の三博士の日」1月6日に=パラグァイ在住 坂本邦雄

ホセ・ガスパール・ロドリゲス・デ・フランシア(Alfredo L. Demersay [Public domain], via Wikimedia Commons)

 カトリック教国のパラグァイでは、クリスマスのプレゼントを、親しい者同士の間で交換するのに加えて、新年の1月6日は、各家庭で「東方の三博士」の贈物を待ち侘びた、幼い子供達の歓喜の声で朝が明けるのが、微笑ましい習わしである。  その起源は、「博士」あるいは「賢者」と呼ばれるメルキーオル、バルタザールとガスパールの3人の占星学者達( ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(29)

 しかし、なによりも敬意を表されるのは、親の代であれ、子の代であれ長兄だった。標準語では長男、そして、沖縄の方言では嫡子とよばれる。日本の家族、そして沖縄の家族の家系の存続は彼らの双肩にかかっていた。長男が継いだ家の権利はその長男、そしてまたその長男が次々、引き継いでいく。習慣的に長男は生まれながらの後継者だということは議論の余 ...

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