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2018年9月14日の記事一覧

16日、恒例のルーテルバザー=「お得に買っておいしく食べて」

来社したみなさん

 サンパウロ日系福音ルーテル教会(徳弘浩隆牧師)が16日午前10時から、同教会(Rua Pandia Calogeras, 54, Liberdade)でバザーを開く。午後3時まで。  日本から寄せられた新古衣料、古本、雑貨、アクセサリー等の掘り出し物がたくさん。古着は男女向け両方を取り揃えている。中古ながら質が良く、仲買人も買 ...

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ミカ幼稚園の作品展覧会=日本移民題材に笠戸丸や家など

5歳の子供たちが作った笠戸丸

 ミカ幼稚園は、園生の作品展覧会を15日、同園(Rua Paracatu, 60, Saude)で開催する。午前11時半から午後4時まで。  「移民110周年」をテーマに、2歳から5歳までの子供たち24人が笠戸丸や初期移民が住んだ家などを工作。他にも切り絵や塗り絵が展示されている。  午後3時からは子供たちによる童謡の歌唱や、作 ...

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大耳小耳

 サンパウロ州北東海岸部ウバツーバ市のアンシェッタ島のクルーズツアーが今月22日に企画されている。サンパウロ州環境保護区に指定されている同島は、かつて監獄島だったことで知られる。46年から3年間のうちに172人の日本人が収監され、そのうちの160人は、ただ単に臣道連盟幹部だっただけの無実の人々だった。昨年、ウバツーバ市議会は当時 ...

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急に「日本の誇り」と言われても

全米オープン・テニスを制した大坂なおみ(USTA/Darren Carroll)

 9日にテニスの世界4大大会(グランドスラム)のひとつ、全米オープンを、日本人の母親を持つ大坂なおみ選手が優勝したことに日本中が沸いた。もちろん、コラム子も喜んだが、同時に日本人のあまりのお祭り騒ぎぶりにちょっと複雑な気持ちを抱いた▼個人的なことで恐縮だが、コラム子にはまだ幼い息子と娘がいる。非日系のブラジル人の妻との間にできた ...

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散り際の美学=サンパウロ市在住 脇田 勅(ときお)=<7>

 わたしは一朝有事の際には、いつでも進退だけはきれいにしようと肝に命じていました。これはわたしがもっていた人生哲学でした。  県人会長を辞めるときにはスパッと潔くというのがわたしの信念であり、またその信念を貫き通す激しさをも、わたしは持っていました。また、わたしは『ドロをかぶるときは、言い訳をせず、全身でかぶれ』という教えを守る ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(43)

 終戦後連行された捕虜たちは、右の適性検査をされないで、一様に重労働にこき使われた。その上食料はまるで足りなかった。二五四連隊が放りこまれた三収容所では、終戦からその年の末までの約一三〇日間の兵の食料事情は、九五%も不足していた。その上シラミが大発生し、それにつれて発疹チブスが流行した。弱り目に祟たり目といってよいか分からないが ...

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