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9月 2018の記事一覧

地方選・上議選で感じられない「変革の力」

ジウマ氏Leonardo Fernandes/Brasil de Fato

ジウマ氏Leonardo Fernandes/Brasil de Fato  前回コラム子が担当した本欄では、俗に「先の読めない大統領選」とよく言われている今年の大統領選が、果たして本当にそうなるのかどうかを「近年の全国市長選では政見放送の持ち時間でガラリと展開が変わった」という話を例に書いた。今回はもう一つ、別の角度から見てみ ...

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「安来節を世界に広めたい」=島根県人会が青年部創立=中南米日系社会と国内自治体との連携促進事業

家元(前列中央)と銭太鼓の特訓を受けた青年部の皆さん

 「島根県人会を通して、安来節を世界に広めたい!」―安来節家元の渡部お糸さんが4日に来社し、そう熱く語った。今回は安来節の一種である銭太鼓を、これを機に発足した県人会青年部に1、2日の二日間指導した。これは、総務省の「中南米日系社会と国内自治体との連携促進事業」の一環。ほかの県人会でも使えそうな有用なプログラムだ。   家元は「 ...

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サンパウロ市で国際なぎなたセミナー=橋本龍太郎夫人らが来伯

参加者全員で記念撮影(前列中央が橋本会長、その右後ろが森田会長)

 ブラジルなぎなた協会(森田泰江(やすえ)会長)は8月31日から3日間、「2018年国際なぎなたセミナー」をサンパウロ市のサンパウロ天理会館で開催した。国際なぎなた連盟(本部=兵庫県伊丹市)の橋本久美子会長や理事らが来伯し、日本、アメリカ、ベルギー、ドイツから9人の講師と受講者が参加。受講者は日本の技術を学び、汗を流した。橋本会 ...

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JHで和牛と泡盛を発信!=日本食店と連携、普及拡大狙う

様々な形で和牛が提供された

 【既報関連】在聖総領事館と日本貿易振興機構(JETEO)サンパウロ事務所の共催で、日本食普及活動の一環として「和牛と泡盛の夕べ」が先月21日、ジャパン・ハウスで開催された。地元メディアや飲食店関係者ら100人近くが参加した。  和牛は昨年に輸入解禁され、JETROが食品見本市などで普及活動を行ってきたが、当地では未流通。今回、 ...

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J‐TEST、11月に=ビジネス日語検定も実施

 11月4日に開催される『J-Test実用日本語検定』(運営=語文研究社)の「第4回公開試験」では、当地初となるビジネス実用日本語検定「ビジネスJ-Test」が行われることになった。申込みは10月11日まで。定員になり次第締切りとなる。  今回の試験では、従来の初級者向けの「E・Fレベル」、中上級者向けの「A・Dレベル」に加え、 ...

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休刊案内

 7日が「ブラジル独立記念日」のため、翌8日(土)付の新聞は休刊となります。

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訂正

 5日付け本面「大耳小耳」の記事中、間違いがあった。山田彰大使は「日本将棋連盟の国際理事」ではなく、「日本のNPO団体『世界に将棋を広める会』の理事」。お詫びした上、訂正する。

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大耳小耳

     ◎  日伯協会(三野哲治理事長、在兵庫県)の会報『ブラジル』980号が7月に刊行された。移住110周年の特集号で、全16頁中半分以上がその関係で埋まっている。日本側の110周年式典が4月28日に神戸市で盛大に行なわれた件の報告も。その時のノンフィクション作家・山根一眞氏講演も大盛況だったとか。移民220周年を迎える21 ...

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特別寄稿=散り際の美学=<3>=サンパウロ市在住 脇田 勅

(3)三番目は一般からの寄付になる。ここで考えられるのは、サンパウロに行ったことのある県出身の芸能人によるチャリティーコンサートを開催すること。『瀬戸の花嫁』のヒット曲を持つ小柳ルミ子には、わたしの前の県人会長がサンパウロ公演の舞台上で花束を渡している。また、海援隊を率いて『贈る言葉』のヒット曲で有名な武田鉄矢は、サンパウロでわ ...

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自分史=私のシベリア抑留記=(40)=谷口 範之

 下士官連中は、丸太壁の周囲三方の上方に板を棚状に造作して寝床にしていた。一般兵は床板にごろ寝であった。比嘉伍長は 「あの谷口だよ」  と、簡単に紹介しただけでその日から私は彼らの仲間になった。だれ一人いやな顔をしないで、寝床を空けてくれた。私は雑のうと毛布一枚を持って、壁の上側の住人となった。   病院閉鎖でラーゲリに戻った回 ...

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