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9月 2018の記事一覧

勝ち負け巡るそれぞれの思い=二分したアサイ移住地=(2)=終戦後、帰伯し勝ち組に驚く

永露さん

 アサイ市で取材した6月上旬、年に1度の「農産品評会」が開催されていた。日系農家が切磋琢磨することを目的に1935年に始まり、現在は太鼓の演奏や盆踊りが行われ、市民が日本文化を楽しむ機会になっている。  来場していた永露嘉人(ながつゆよしと)さん(90、福岡県)に話を聞いた。永露さんは幼少期に両親兄弟とともにブラジルに移住した。 ...

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広島県人会=「協力してくれた皆さんに感謝」=母県に義援金150万円

来社した一行

 7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県。その復興支援のため募金運動を行ってきた広島県人会の平崎靖之会長、重田エウゾ副会長、吉田ロベルト貞夫副会長、小池庸夫理事が17日に来社し、募金協力に感謝を述べた。  広島県は県内死者数が108人に上り、今回最大の被害を受けた。14年にも広島市内安佐南区を中心に74人の死者数を出す、豪雨 ...

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ニコン、伯市場から撤退=スマフォ普及で市場縮小

 光学機器メーカー「ニコン」(牛田一雄社長、本社=東京都港区)のブラジル販売子会社「ニコン・ド・ブラジル」は12日、当地における全ての事業を終了したと同社ウェブサイト上で発表した。  同社は、2011年に当地で販売子会社を設立。14年ワールド杯と16年リオ五輪を見据え、市場拡大を見込んでいたがスマート・フォーンの普及などによりデ ...

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大耳小耳

 日伯文化連盟ピニェイロス文化センターで「日本庭園」についての講演会が22日午後2時半から4時まで行われる。講演者はサルキス・セルジオ・カロウスチャンさん。マッケンジー大学の都市建築科で学んだほか、文部省と亀岡ロータリークラブの制度で京都大学にも留学し、日本の現代建築について研究した。現在はアニェンビー・モルンビ大学都市建築科の ...

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PLゴルフクラブ50周年祝う=欠かせない駐在員の社交の場=天野理事長「ブラジル最高目指す!」

乾杯では「よいしょ~」と雄々しい掛け声が上がった

 アルジャー市の社団法人「PLゴルフクラブ」(天野一郎理事長)は、今年で「開場50周年」を迎えた。日系駐在員が自由にプレーできるゴルフ場としてPL(パーフェクト・リバティー)教団により創設された同クラブは、半世紀の間に27ホールを備えるサンパウロ州でも最大規模のクラブの一つに発展してきた。1965年に創設されたコロニア最古のアル ...

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還暦迎えた「こどものその」=障がい者養護貫き続けて60年=長谷川良信師が前身を設立

長谷川良信師

 社会福祉法人こどものその(頃末アンドレ理事長)は今年、創立60周年を迎えた。知的障がいを持った日本人移民の子供たち13人の受け入れに始まり、現在では園生の高齢化に伴って必要なケアが変りつつある。創立から現在に至るまでの足跡を辿った。  ブラジルに渡った日本移民は、結婚し新たに家庭を築いて子供をもうけた。中には知的障がいを持って ...

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《ブラジル》大統領候補のボルソナロがゲデス氏の経済案を否定=小切手税再導入や所得税率の一括化=弱点補強の重要人物だが=副候補のモウロンも発言自粛へ

19日のボウソナロ氏(@jairbolsonaro)

19日のボルソナロ氏(@jairbolsonaro)  大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)は19日、同氏が財相に予定しているパウロ・ゲデス氏が18日に語った、金融取引暫定納付金(通称、小切手税、CPMF)と同様の税導入や、所得税の課税率変更などの考えを否定した。また、問題発言を繰り返す副大統領候補のアミウ ...

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《ブラジル》保健・医療分野でも偽情報=予防接種受けさせない親も=麻疹の死者は9人に増える

ポリオと麻疹の予防接種キャンペーンについて記者会見する保健省関係者(José Cruz/Agência Brasil)

 保健省が20日から、フェイスブックやツイッターを通じ、一般に流布している保健・医療関係の情報の真偽を明らかにするキャンペーンを始めたと20日付現地紙が報じた。  同省は6カ月前からインターネット上で流れる保健・医療関連の情報を調査しており、誤った情報を含んだり、科学的な根拠のない内容を盛り込んだりした偽情報(フェイクニュース) ...

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ブラジル人がポルトガルで妊娠中絶=年間400人前後が実施

 中絶を合法的に行うために、海を渡ってポルトガルへ行くブラジル人女性が目立っていると、20日付現地紙が報じている。  ポルトガル保健省が最近発表したデータによると、中絶が合法化されている同国では、2016年に1万5400人の中絶を記録したが、そのうちの379人は、ブラジルから来た観光客によるものだったという。  また、この数はこ ...

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サンパウロ市=売春婦の客情報公表と脅す=住民が生活環境悪化で悩み

 サンパウロ市南部プラナウト・パウリスタ区の住民が、売春婦がたむろする住環境に嫌気がさし、彼らの出没地に、顧客の車のナンバープレートを公開すると警告する横断幕を掲げて、大きな反響を呼んでいる。20日付現地紙が報じている。  報道によると、プラナウト・パウリスタ区インジアノーポリス大通り付近の住民たちが、大勢の売春婦や女装者が客引 ...

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