2020年1月11日の記事一覧

全国で大雨の被害広がる=川の氾濫や土地の陥没、家屋倒壊など

 夏の雨による被害はサンパウロ州だけでなく、全国各地で、何日も続く雨や、集中豪雨的な夕立などによる被害が報告されている。  その一例は北部のアクレ州で、増水したアクレ川の水位は、8日以降、14メートルを超えている。これにより、9日の夕方の時点で、ブラジレイア市で50世帯、リオ・ブランコ市でも5世帯が避難を要した。水位上昇は9日夜 ...

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サッカー・マスターズ=1994年のW杯決勝をブラジルで再現=1-0でイタリアが雪辱

 セアラー州フォルタレーザのプレジデンテ・ヴァルガス・スタジアムで9日、1994年のサッカーW杯アメリカ大会の決勝、ブラジル対イタリア戦が、ほぼ当時のメンバーで再現された。  1994年大会では、ブラジルが24年ぶりに4度目の世界制覇を達成した。当時は、攻撃ではロマーリオ、ベベットの強力ツートップで得点を重ね、守備では守護神タフ ...

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《ブラジル》2019年のインフレ率は4・31%=11、12月でインフレ昂進=要因は食肉価格高騰

今年は食肉価格の高騰が収まるのか?(参考画像・Andre Frutuoso)  ブラジル地理統計院(IBGE)が10日、昨年12月の単月度の広範囲消費者物価指数(IPCA・公式インフレ率)は1・15%で、2019年全体のIPCAは4・31%だったと発表した。  1・15%という上げ幅は、12月のインフレ率としては、2・02%だっ ...

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《ブラジル》保証判事制=ラヴァ・ジャット担当判事に強く影響=最も響くのはブレッタス=地裁でも実施可能か疑問=検察庁は早速注文つける

ブレッタス判事(Agencia Brasil)  昨年12月にボルソナロ大統領が裁可した汚職防止法に含まれる項目の一つの「ジュイス・ダ・ガランチア(保証判事制)」により、ラヴァ・ジャット作戦の判事の権限が従来より限られる可能性が出てくると、10日付フォーリャ紙などが報じている。  「保証判事制」は、検察からの犯罪捜査開始要請や銀 ...

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集中豪雨に見舞われるサンパウロ市=遊水池設置計画は遅れ気味=年末までに5カ所が完成も

 連日、夕方から夜にかけて強い降雨が続いているサンパウロ市では、多くの地区で水害が発生し、死者も出ている。2017年のジョアン・ドリア市政発足時(現在はブルーノ・コーヴァス市長)、サンパウロ市政は「2020年末までに19の新たな大型遊水池(ピシノン)を造る」を公約に掲げていたが、完成は13にとどまりそうだと、10日付エスタード紙 ...

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負債抱える家庭の割合増加=金利の低下などで形態が変化

商店での買い物も、クレジットカードなどのカード決済が増えている(参考画像、Valter Campanato/Agência Brasil)  全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が9日、「消費者の負債と債務不履行調査(Peic)」によると、12月に何らかの負債を抱えていた家庭は全世帯の65・6%を占め、2010年の統計開始以 ...

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《リオ州海岸部》8歳少女が流れ弾を受け死亡=自宅内のソファの上で

 10日未明、リオ州海岸部のバイシャーダ・フルミネンセ地区で、自宅のソファでくつろいでいた8歳の少女が、外部からの流れ弾に当たって死亡する事件が起きた。同日付現地サイトが報じている。  亡くなったのは、ベウフォルジ・ロショ市エスペランサ公園区に住んでいたアナ・カロリナ・デ・ソウザ・ネーヴェスちゃん。ソファに座っていた時、外から飛 ...

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《ブラジル》11月の工業生産は前月比1・2%減=3カ月連続前月比増がストップ

 昨年11月の工業生産は10月比で1・2%減で、3カ月連続の前月比増が止まったと、ブラジル地理統計院(IBGE)が9日に発表した。10日付現地各紙が報じた。  投資顧問会社スル・アメリカーナ・インヴェスチメントス社のチーフエコノミスト、ニュートン・カマルゴ・ローザ氏は、「現実に目を背けることはできない。これが事実。『景気は順調に ...

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東西南北

 サンパウロ市市警は8日夜、同市地下鉄3号線で窃盗や集団強盗などを行っていた容疑者2人を逮捕した。パトリアルカ駅のプラットホームでは、強盗犯逮捕の際、38口径の拳銃1丁も押収された。ギリェルミーナ・エスペランサ駅のホーム下の銅線泥棒は未然に防いだが、同件の犯人は捕まえそこなった。8日の捜査では、逮捕された2人と共に強盗などを繰り ...

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ポルト・アレグレ=日本語モデル校の改修完了=13年来の悲願叶って落成式=草の根一度断念、18年に再開

 昨年12月7日にリオ・グランデ・ド・スル州都のポルト・アレグレ日本文化協会(菅野妙子会長、ACJ)及び日本語モデル校(大澤秀子校長)の活動本拠地で、日本語モデル校改修工事の落成式が執り行われた。改修工事は、日本政府の「草の根文化無償資金協力」の支援を受けて実施。地元日系社会の長年の悲願が叶い、関係者から喜びの声が届いた。  「 ...

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