2020年3月14日の記事一覧

《ブラジル》ボルソナロ大統領=コロナウイルス検査は陰性=公表前の誤報で国際騒動に=「三男発言が基」と米FOX局=現状、訪米団2人目感染者なし

 訪米に同行した政府関係者が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため、ボルソナロ大統領も12日にコロナウイルスへの感染の有無確認のための検査を受けたが、13日に検査結果が出て、陰性であることが明らかになった。だが、結果公表の前に、大統領三男エドァウルド下議の言葉を信じた米国メディアが「感染した」との誤報を流し、混乱を招いた ...

続きを読む »

《コロナウイルス》ブラジル国内の感染確認者151人に=サンパウロ州「数カ月で46万人感染も」=年金の一部を前倒しで支給

 【既報関連】サンパウロ州新型コロナウイルス感染症(COVID―19)対策委員会のコーディネーター、ダヴィ・ウイピ氏が12日、ブラジル国内では既に、コロナ蔓延国に旅行もしておらず、蔓延国から帰国した人と接触してもいないのに感染する例(transimissao sustentada)が出ており、サンパウロ州内では、今後数カ月で、少 ...

続きを読む »

《ブラジル》レシフェ=クルーズ船でコロナ感染者?=新たな対応策が迫られる

 ペルナンブコ州保健局が13日、12日にレシフェ港に着いたクルーズ船の乗客が新型コロナウイルス感染症らしき症状を呈したため、乗客乗員計609人が船ごと隔離状態に置かれたと発表したと13日付現地紙、サイトが報じた。  件の乗客は78歳のカナダ人男性で、心筋梗塞の可能性があるとして市内の病院で受診したが、発熱や咳、息苦しさなどを訴え ...

続きを読む »

コロナウイルス=マイアミ市長の感染判明=4日前にボルソナロ氏らと接触

 13日、米国フロリダ州マイアミのフランシス・スアレス市長がコロナウイルスに感染していることが明らかになった。同市長は、ボルソナロ大統領の訪米団に会っている。13日付ブラジル国内紙サイトなどが報じている。  スアレス市長は現地時間の13日午前、マイアミ・ヘラルド紙の取材に対し、「コロナウイルスの感染検査を受けた結果、陽性だった」 ...

続きを読む »

《ブラジル》大統領と議会がまたも対立=国家歳出200億レアル増に経済相は憤慨

 ブラジルの社会保障制度、低所得高齢者や身障者の特別恩給(BPC)に関して、ボルソナロ大統領が行使した拒否権が、11日の両院合同本会議で否決された。歳出が増えることに憤慨したパウロ・ゲデス経済相は翌12日、最高裁や会計検査院(TCU)に訴えると語ったと、11~13日付現地各紙・サイトが報じた。  BPCに関する大統領の拒否権行使 ...

続きを読む »

東西南北

 11日にWHOが新型コロナウイルスのパンデミック宣言を行ったのと時を同じくして、ブラジルでの感染者数が急速に増えているが、これに伴い、ブラジル国内や南米でも、大きなイベントの中止や延期が相次いでいる。サッカーでは、リベルタドーレス杯が、来週の試合分から無期限での開催延期となった。また、当初は、26日から開催の予定だった、202 ...

続きを読む »

コロナ禍がブラジル有名人にも=ロック歌手のディ・フェレーロら

 罹患者が100人を超え、大統領の訪米に同行した政府関係者にまで陽性反応が出たことで、ブラジルにおけるコロナウイルス・ショックが深刻度を増しているが、国内の有名人にも罹患者が発生している。  感染が確認されたのはロック歌手のディ・フェレーロだ。甘いマスクが売りもので、2000年代後半から2010年代前半にかけてロックバンド「NX ...

続きを読む »

新型肺炎で続々とイベント中止=日系社会でも悪影響が甚大に=県連故郷巡り延期、蘭展中止

 中国を発生源とする新型コロナウイルス(COVID―19)のブラジル国内の感染者1人目が2月26日に発見された。それから2週間あまりの13日午前10時半現在で151人を数えるまでに急増し、今後さらに爆発的に増えると予測する専門家も出てきた。これを受け、コロニアでも近日開催予定だった各イベント、例えば県連ふるさと巡り(来週出発予定 ...

続きを読む »

県連代表者会議=日本祭りの準備が着々と進行=役員シャッパ提出は15日まで

 ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「2月度代表者会議」が先月27日、文協ビル内の県連会議室で行われた。谷口ジョゼー眞一郎実行委員長から第23回日本祭りの準備状況が発表された。また、今月行う役員改選のシャッパ提出期限も通知された。  谷口実行委員長は、日本祭りの資金集めに行っているスポンサー巡りの進捗を報告。「西川 ...

続きを読む »

「日本とブラジルつなぎたい」=静岡生まれの三世、イノエさん

 「日本とブラジルを繋ぐ国際交流の仕事ができれば最高です」――静岡文化芸術大学(浜松市所在)の4年生、イノエ・デ・リマ・エドゥアルド・ダイキさん(22、三世)は、帰国後に就職活動を開始する予定。7日に静岡県人会で取材すると、将来への熱い想いをそう語った。  「ブラジル青少年派遣事業」に参加した学生5人の中で、唯一の日系三世。6日 ...

続きを読む »