2020年7月22日の記事一覧

《ブラジル》セーラ元聖州知事に不正献金疑惑浮上=ブラジル最大手健康保険企業の創業者逮捕

セーラ上議(Tomaz Silva/Agencia Brasil)  連邦警察は21日午前、ラヴァ・ジャット作戦を行い、元サンパウロ市市長・聖州知事という政界の重鎮、ジョゼ・セーラ上議(民主社会党・PSDB)に500万レアルの不正献金を行なった容疑で、ブラジル最大手の健康保険企業クアリコープの創業者を逮捕した。セーラ氏は3日にも ...

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《アルゼンチン》多国籍企業がブラジル移転へ=経済危機にコロナがトドメ=自動車産業中心に多分野から

2015年4月、ルノー、日産、メルセデスら自動車産業による投資発表式に出席したクリスチナ・キルチネル大統領(右、Foto: Presidencia da Argentina)  2018年から続いているアルゼンチンの経済危機が新型コロナウイルスの感染拡大で悪化したことで、自動車関連を中心とした多国籍企業が生産拠点の一部をブラジル ...

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《南米サッカー》リベルタドーレス杯9月再開=他大会が同時並行の強行日程

 サッカーの南米一を決めるリベルタドーレス杯が9月15日から再開されることが20日、正式発表された。21日付現地サイトが報じている。  今年のリベルタドーレス杯は、3月のグループ・リーグ中に新型コロナウイルスの感染爆発が起きて、各チームが第2節を終えた3月12日を最後に試合が中断されていた。  再開は、それから半年のブランクを開 ...

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《ブラジル》成人の42%「消費控える」=パンデミックで意識変化

パンデミック下で買い物をする人(Tânia Rêgo/Agência Brasil)  消費者行動分析や企業ブランディングなどを行うロコモティバ研究所が、パンデミックと消費行動に関する調査を行ったところ、42%が「今後数カ月の消費を控える」と回答した。これを成人人口に当てはめると6900万人に相当する。20日付エスタード紙が報じ ...

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《ブラジル》緊急支援金口座を大量停止=不正があった約5%を

 連邦貯蓄銀行(CAIXA)は21日、新型コロナウイルスの緊急支援金を受給するために作られたネット口座で、不正が認められたものを使用差し止めにしたと発表した。21日付現地サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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東西南北

 新型コロナウイルスに対する外出規制が緩和され、交通機関に人が戻っているサンパウロ市だが、アゴラ紙の報道によれば、地下鉄やCPTMではコロナ対策のルールが守られていない駅が目立っているという。どの駅でも、利用客の手を消毒するためのアルコールジェルがきちんと置かれておらず、駅のプラットフォームや螺旋階段で対人距離がしっかり取られて ...

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新型コロナと共生するには=桜田医院の医師らに聞く=感染予防と対策の具体例=お勧めはオンライン診療

 「新型コロナでの経済活動再開につき皆さんから不安な声を聞きます。未知の部分が多い病気ですが、このインタビューを通して現状で解っている感染対策、もしかかった場合の治療法を知っていただき出来るだけ安全な復帰ができてもらえば嬉しいです」――サンパウロ市パウリスタ大通りに桜田医院を構える桜田ローザ院長(56歳・二世)は、今回のオンライ ...

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「長いようで短かった」=野口総領事オンライン送別会=1400人が別れ惜しむ

送別会の最後、乾杯を行う様子

 7月末で帰朝する野口泰在サンパウロ総領事の送別会が日系33団体の共催により7月14日(火)18時から文協ユーチューブから中継する形で開催され、1400人以上が視聴した。ブラジル日本文化福祉協会(文協)、サンパウロ日伯援護協会(援協)、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)、ブラジル日本商工会議所(商議所)、日伯文化連盟(アリア ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(12)=見るも恐ろしい「森林梅毒」

「森林梅毒」とよばれた「リーシュマニア症」の例。これが顔面にも広がる(CDC/ Dr. D.S. Martin / Public domain)

 戦前、日本移民の最大の敵はまさにマラリアや森林梅毒、十二指腸虫病、トラコーマ、黄熱病などの感染症だった。  中でもマラリアの次に、戦前の日本移民を悩ませたのが「リーシュマニア症」で、移民は「森林梅毒」と呼んでいた。ポ語では「Leishmaniose」、ポ語通称「ferida brava」だ。  『40年史』にも《罹病数において ...

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JICA横浜=海外移住資料館が新企画展開始=くまモンと学ぼう!熊本移民史

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 JICA横浜海外移住資料館は21日より営業を再開し、10月25日まで「くまモンと学ぼう! 熊本移民の歴史を活躍―こぎゃんすごか、わさもんと肥後もっこす―」を開催している。本イベントは、広島、沖縄の次に移民送出数の多い熊本県の移民史を紹介する企画展だ。  同イベントでは、ブラジル第一回移民船「笠戸丸」に総監督として乗船し移住した ...

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