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2018年10月5日の記事一覧

画家で僧侶の久保光雲さん個展=ブラジルでは初、11月23日から

久保光雲さん

 サンパウロ市在住の画家で僧侶の久保光雲さんが『個展:仏様に出遇う喜び』を、市内の画廊(Rua dos Franceses, 153, Morro dos Ingleses)で11月23日から28日まで開催する。  久保さんは京都市立芸術大学で陶芸を専攻。卒業後、陶器のみならず画家としての活動も本格化し、関西、仙台、アメリカで個 ...

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■今週末の催し

 6日(土曜日)  青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)      ◎  お話会、午前8時から、松柏学園・大志万学院(招待者のみ)      ◎  サントポリス郷土会の昼食会、午前11時、秋田県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3382, Vila M ...

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『日本事情豆知識』出版=日本の生活に密着した文化紹介

西澤さん、栗原さん、菊池博士

 日本文化を日ポ両語で紹介する『日本事情豆知識』(グラフィカ・パウロス出版)が出版された。全75ページ、40レ。500冊。  翻訳家の栗原章子さん、日伯文化連盟(アリアンサ)で日語教師を務める西澤紘子さん、サンパウロ大学日本文化研究所の菊池渡所長が執筆・編集を行なった。  同書では日本の迷信、血液型、ランキング、餞別など生活に密 ...

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大耳小耳

 俳誌『朝蔭』467号が9月に発行された。《移民祭友は眞子様歓迎に》(熊谷桂子)の作者は在カンポ・モウロン。ということは90キロほど北にいったマリンガで移民110周年式典に参加したのでは。節目の今年らしい作品。アリアンサ移住地の長老健在ナリ―と感じさせてくれる作品は《タンバキー釣れるはゴムの実爆ぜる午後》(新津稚鴎)。ブラジルら ...

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混乱選挙における日系候補の役割=「倫理」が重要、よく考えて投票を!=法律専門家 原田清

電子投票箱(Foto: Elza Fiuza/Abr)

 現在進行中の選挙ほど、困った選挙は今までほとんどなかった。  選挙日程が正式発表されるよりはるか以前から主流メディアは、資金洗浄などの汚職で有罪判決を受けた囚人(編注=ルーラ)を〃大統領選立候補者〃扱いした。報道の本来の役割を忘れたこの行いにより、彼は話題の中心人物となりえた。  (選挙が始まる大分前からの)支持率〃調査〃によ ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(56)

  九、天罰覿面  欲の皮が突っ張って、その日の夕方から下痢が始まった。天罰覿面とはこのことか。下腹が痛み便所通いの回数が増えていく。薄粥に慣れきっている胃袋が、だしぬけに固い飯を飯盒二杯と炒りトウモロコシを、一度に送り込まれて驚き拒絶反応を起こしたのだ。  幸い宿舎のすぐ隣が共同便所で助かった。三日目の夕方、便所に行こうとして ...

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