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3月 2019の記事一覧

サンパウロ大都市圏=各地で豪雨の被害相次ぐ=少なくとも11人が死亡

死者が11人に達したと報ずる11日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部

 サンパウロ大都市圏は10日夜から11日未明にかけて激しい雨に見舞われ、11日昼過ぎまでの死者の数は11人となった。  11日現地紙サイトなどによると、雨の影響が特にひどかったのは、イピランガやヴィラ・プルデンテ、ABC地区などで、洪水や倒木、家屋倒壊などによる消防への通報は、10日夜だけで約300件、11日も朝6時までに約60 ...

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《ブラジル女子サッカー》=直近国際試合で7連敗=6月の女子W杯は望み薄?

苦戦の続くブラジル女子代表(Gregorio Fernandes / CBF)

 世界最高選手賞に6度も輝いたマルタを擁するサッカーのブラジル女子代表が、直近の国際試合では7連敗と苦しんでいる。  2月末から今月初旬まで、アメリカで行われたシー・ビリーブス・カップで、イングランド、日本、アメリカに3連敗を喫し、ブラジル女子代表の昨年8月からの国際試合の連敗記録は7に伸びたと、9日付ブラジル国内紙が報じた。 ...

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《ブラジル》18年の生産性は横ばいと発表=非正規雇用が足を引っ張る

国内製紙工場の様子(参考画像・Isac Nobrega / PR)

国内製紙工場の様子(参考画像・Isac Nobrega / PR)  ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団経済研究所(FVG/Ibre)は、18年の1労働時間あたりの生産は17年比0%変動だったと発表したと、11日付現地紙が報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会 ...

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東西南北

 「ブラジルはカーニバルが終わらないと年がはじまらない」とは、昔からよく言われているが、今年のサンパウロ州議会は、15日にようやくスタートする。今年からはじまる同州議会では、ジョアン・ドリア州知事の民主社会党(PSDB)が19人から8人へと大きく議席を落とし、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)が15人で第一党になるなど、大き ...

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沖縄県人会=南米事務所開設を県に要請=関係緊密化、経済交流促進に=新会長は上原氏、初の三世会長

登壇した新執行部

 ブラジル沖縄県人会の第82回総会と、ブラジル沖縄文化センターの第47回総会が2月24日午前10時から、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会本部で開催され、南麻州のカンポ・グランデ支部からも駆けつけ約120人が参加した。議題には、沖縄南米連絡事務所の開設要請や育英資金制度の廃止、新執行部の紹介等が行われた。新執行部は2期4年を務 ...

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注目の三山ひろし6月公演=12日からチケット販売開始=半額の高齢者枠は早い者勝ち

(左から)藤瀬さん、池田さん、塩野さん

 【既報関連】いよいよ12日からチケット発売開始――近代日本の幕開けに決定的な役割を果たした幕末の志士・坂本龍馬、そして龍馬の開国論の延長線上に移民送出を据え、笠戸丸移民をブラジルに送り込んだ“移民の祖 ”水野龍――。そんな土佐の偉大な先達の「いごっそ魂」を称える同郷の若手演歌歌手による「三山ひろしコンサートinブラジル」が、6 ...

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和歌山県人会、谷口会長続投=9月65周年、11月世界大会

渡辺イイセイ会員が乾杯の音頭を取る

 和歌山県人会(谷口ジョゼー眞一郎会長)の定期総会、臨時総会、新年懇親会が先月10日に同会館で開催され、会員ら79人が出席した。  はじめに「和歌山県民歌」の合唱後、1月28日に亡くなった前会長の木原好規氏へ黙祷が捧げられた。  続いて、18年度の会計報告と事業計画、19年度の会計報告と事業計画全てが拍手で承認された。役員改選で ...

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■訃報■吉永正義さん

吉永さん(提供写真)

 アマゾン地方やペルー日系社会と長年交流を続けてきた福岡市在住の吉永正義さんが、3日、市内病院にて癌のため亡くなった。享年79。  吉永さんは、北九州市出身。拓殖大学在学時の62年に学移連第3次南米実習調査団として渡伯。帰国後は、北九州市でコーヒー会社経営や地元青年会議所の理事長を務め、これまでに39回南米を訪問した。  過去5 ...

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大耳小耳

 蜂鳥誌友会(富重久子編集兼発行人)の俳誌『蜂鳥』345号が編集部に送られてきた。《春雷は忍者のごとし四方より》(井上人栄)には、まったく共感。今年は「雨、雨、雨、ときどき雷」の日が異様に多い。人知れず忍び寄って突然、稲光が光り、バケツをひっくり返したような驟雨。「忍者のごとし」とはよく言ったもの。《炎天にエーマが群れる大豆畑》 ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(26)

水本の奇跡    1960年代半ば過ぎ、バンデイランテ産組もその出張所も消えたが、バストスの養鶏産業は興隆期に入っていた。さらに先に触れた様に、かつて鶏飼いを手伝っていた子供たちが成人になる頃から、規模を急拡大するグランジャが、次々現れた。なお「養鶏場」は、その頃から「グランジャ」と表現される様になって行った。本稿でも、以下、そ ...

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