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3月 2019の記事一覧

東西南北

 27日、問題続きの教育相リカルド・ヴェレス・ロドリゲス氏が下院の委員会に参加した。2月には、「学校での国歌斉唱の録画提出」を要求する手紙を全国に送り、大不評。3月には、ボルソナロ大統領の極右思想の師匠オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏との確執から教育省内の人事更迭を繰り返していた。同教育相に対して不信感を抱く下議は少なくなく、厳 ...

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《サンパウロ州》=2月の殺人事件件数は最低記録=「積極的なパトロールの成果」と警察関係者

 サンパウロ州は27日、今年2月に州内で発生した殺人(加害者側に殺意があった場合のみ。過失による死亡事故などは含まない)の犠牲者数が219人で、2002年の調査開始以来、最低だったと発表した。  今年2月の数値は、昨年2月の殺人事件の犠牲者数246人と比べ、11%減った。284人だった今年1月と比べると、23%減っている。  こ ...

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プロミッソン=入植百周年記念史を刊行=市長「殿下ご出席、全市民の誇り」=初期入植者の家族史を編纂

 「この本を通じて、プロミッソン市民の記憶の中に、親愛なるコロニアの多大なる貢献が永久に残るだろう」――23日夜、同市の日系文化運動連盟会館にて、上塚植民地入植百周年記念史『プロミッソンに於ける日本移民入植2018』の刊行式が盛大に行われ、アルトゥール・マノエウ・ノゲイラ・フランコ市長はこう賛辞を送った。昨年に眞子内親王殿下をお ...

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本物の和牛がついに上陸=こだわりの味、輸入第1号

 昨年2月に輸入解禁となった日本産和牛。今月11日には正式に市場に流通する和牛がグアルーリョス空港に到着し、14日に通関した。牛肉大国ブラジルで販売目的の日本産和牛の輸入は初めて。  輸入したのは、マルセロ・シンボ氏(三世)が経営する「プライム・カーター社」。輸入された和牛は、食肉事業を展開するサンキョーミート社の鹿児島県産伊藤 ...

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第14回さんしんの日、31日=「三線と踊りで楽しみましょう」

 野村流古典音楽協会ブラジル支部等の4団体が共催する「第14回さんしんの日」(照屋マウロ実行委員長)が31日午後2時から、サンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会大ホール(R. Dr. Tomas de Lima, 72)で開催される。入場料15レ。三線が当たるくじ引き付。  沖縄県で毎年3月4日に開かれている同名の芸能祭を受けて ...

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旧東京銀行の施設を購入=ニッポン・カントリー・クラブ

 ニッポン・カントリークラブ(佐々木ワルテル理事長、以下NCC)は今年始めに昔の東京銀行(現・東京三菱銀行)のクラブを購入した。同クラブはNCCの本拠点と同じサンパウロ州アルジャー市に所在。数カ月の交渉を終えて契約が成立した。  佐々木理事長は二つの理由から同クラブを購入したと振り返る。一つ目は「会員の満足度を挙げるために快適で ...

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会社や会館にいかが?

 サンパウロ市ビラ・マリアーナ区の好立地にある商業向け一軒家2階建て物件が、現在売りに出ている。建築面積は391平米。大サロン、会議等に使える部屋が5つ、寝室が1部屋、キッチンも広めだ。  研究室として使用されていた部屋には、引き出しが沢山あって面白い。屋上にはシュラスケイラもあり、みなでシュラスコが楽しめるくつろぎのイベント・ ...

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最後の最後では団結を

 上塚植民地入植百周年の一連の祭典事業は、今後開催される80歳以上高齢者表彰ならびに晩餐会を以って終了となる見込みだ。  勝ち負け抗争や上塚翁が住んでいた地所の売却問題に端を発して関係が縺れ、日伯文化体育協会と日系文化運動連盟の二団体が並存していた当地。だが、入植百周年を機に二団体が統合を見据えて祭典委員会を発足し、これまで歩調 ...

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連載小説=臣民=――正輝、バンザイ――=保久原淳次ジョージ・原作=中田みちよ・古川恵子共訳=(73)

 房子は体の小さい女だった。だからひ弱にみえた。はじめは流産しないように細心の注意をはらった。仕事のリズムもいくらか遅くなった。ブラジルに着いてからはじめて正輝は真剣に農作業に励んだ。作物に関する正確な時期をみきわめ、すべての作業に注意を払った。それから、いままで見せたことのない懸命さで家事も手伝った。  「生まれてくる子どもに ...

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《ブラジル》=マイア議長からボルソナロ大統領に痛烈な反撃=身内のPSL議員も造反=「議会の独立性示しただけ」

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