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2018年10月30日の記事一覧

三重県人会、三つの節目祝う=創立75周年、移住105周年など=母県から海外功労者、感謝状も

県人会の節目を祝いケーキカット

 三重県人会(下川孝会長)が27日、県人移住105周年、県人文化援護協会創立75周年、三重県・サンパウロ州姉妹都市提携45周年の節目を迎え、記念式典を開催した。式典には約170人の県人会関係者らが集まり、3つの節目を祝った。また母県から海外功労者賞に3人が選ばれ、海外在住者への感謝状が5人に贈られた。  式典には楠彰首席領事、野 ...

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県連故郷巡り=アララクアラ、ノロエステ巡訪=(8)=水力発電所から生まれた町=大河に浮かぶ陸の孤島

パラナ川に浮かぶイーリャ・ソウテイラ

 一行はバスに乗り込み、イーリャ・ソウテイラ水力発電所へと向かった。同発電所はサンパウロ州とマット・グロッソ・ド・スル州の境界となっているパラナ川に跨っており、ダム全長は5605メートルあり、貯水槽面積は1195平方キロメートルにも及ぶ。  同発電所は20の発電機を有し、設備容量は344万キロワット。年間で約420万世帯分の電力 ...

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■ひとマチ点描■91歳、全伯4種目で金!

揃ってメダルを獲得した山本夫妻

 「私はもう91歳ですが、こんなことは珍しい。4種目で金メダルを獲得したのは初めてです」――パラナ州クリチバ市在住の山本茂さん(91、静岡県)は元気溌剌と語り、12~14日にサンパウロ市で開催された全伯日系陸上大会の結果を来社して報告した。  張りのある声で矍鑠とした茂さんは91歳とは思えないほどエネルギーが漲っている。「これま ...

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コクエラふるさと祭り、11日から=品評会、野菜や果物の即売も

来社した一行

 モジ市のコクエラ農業者協会(宜志富ベネジト会長)は『第28回ふるさと祭り』を11、12日の両日、同会会館(Rod. Prof. Alfredo Rolim de Moura, SP-088 s/ n, km 61,4, antiga estrada Mogi-Salesopolis, km 9,5)で行なう。  コクエラは日本 ...

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大耳小耳

 歌誌『椰子樹』378号が9月に発行された。 《眞子様の御来場待ちて早朝より超満員なる日本祭》(阿部玲子)も7月の慶事を偲ぶ作品。《店先に華やぎ競う花よりも歩道割れ目の月草ぞ好し》(住谷久)は庶民派の作品だ。映画女優は派手で美しいが、一緒に住むには、自分の好みをよく知っている女房こそが一番?! 《どの会に行くとも戦前移民なく化石 ...

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〃時代の振り子〃が右に振れ始めた!=テクノロジーの進歩で生まれた民主主義の隙突く=デジタル空間のクーデターか

「時代の振り子」は右へ、左へ(By Zatonyi Sandor, from Wikimedia Commons)

「時代の振り子」は右へ、左へ(By Zatonyi Sandor, from Wikimedia Commons)  今年、リベルダーデで一番賑やかだった街頭の打ち上げ花火は、サッカーW杯ではなく、ジャイール・ボルソナロの当選だった。  半年前、支持率トップでありながらも、大半の国民からは「どうせ本命ではない」と期待を込めて思わ ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(69)

 灯りの向こうの暗闇に故郷の山川があらわれて、よくぞ生きて帰ってきたと、語りかけてくるようであった。真冬の日本海上、灯りが見えなくなるまで佇ちつくしていた。吹きつける寒風を暖かく感じながらー。  生涯を通じ、これほど強烈な感動を覚えたことはない。   二五、遂に故国の大地を踏む  感動の涙に心を洗われた翌日は、一九四七年一月一日 ...

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山形県人会=創立65周年盛大に祝う=吉村知事「県人移民は誇り」=海外技術研修員は交流の要

慶祝団と県人会役員らで行った記念撮影

 1907年、笠戸丸移民に先駆けて当地へ渡った鈴木貞次郎氏を筆頭に、5826人もの山形県人が移民政策によって当地へ渡った。53年、会員同士の親睦と相互扶助を目的にブラジル山形県人会が設立され、当初91人だった会員は現在では400人以上に増加した。21日には県人会創立65周年記念式典をサンパウロ市で盛大に行うに至り、母県から慶祝に ...

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