2019年5月10日の記事一覧

《ブラジル》政策金利6・5%で据え置き

 ブラジル中央銀行の通貨政策委員会(Copom)が7、8日に開催され、経済基本金利(Selic)は満場一致で年利6・5%のまま、据え置きとなった。これで、Copomでは9会合連続での据え置きだ。  Selicは18年3月に史上最低の年利6・5%まで下がり、その後、8会合連続で据え置かれていた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログ ...

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チアゴ・イオルキがヒット・チャート独占=ブラジル音楽界に新たなスター誕生

 ブラジル音楽界に新たなトップ・スターが生まれた。男性シンガーソングライター、チアゴ・イオルキ(33)の新作アルバム「レコンストゥルソン」が、ブラジルにおける人気50曲のうち13曲を独占する事態が起きたのだ。  新アルバムは、事前予告もなく、5日に突然リリースされた。近年の曲の人気は、CDの販売数ではなく、スポティファイやアップ ...

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《ブラジル》銃携行大統領令=新たに20分野の人に許可=軍専用だった武器もOK=子供は親の許可だけで練習可=合憲性めぐり反発は必至

(Valter Campanato/Agencia Brasil)

 【既報関連】7日にボルソナロ大統領が署名した大統領令は、ジャーナリストやトラック運転手などを含む20の分野の人に銃携行を認めた上、軍や警察だけが持つことを許されていた強力な銃器を持つことも認めている。だが、この大統領令への反発は大きく、立法や司法の判断が必要との声も大きい。9日付現地紙が報じている。  7日に署名、8日に発表さ ...

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《ブラジル》社会保障制度改革=特別委員会にゲデス経済相が出席=改革の必要性を強く訴え

パウロ・ゲデス経済相(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

パウロ・ゲデス経済相(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)  【既報関連】社会保障制度改革案のための憲法改正案(PEC06/19)の審議のために開設された下院の特別委員会に8日、パウロ・ゲデス経済相が出席し、改めて社会保障制度改革の必要性を訴えたと、9日付現地各紙が報じた。  経済相は ...

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ベネズエラ=情報機関が国会副議長逮捕=政党の会合後狙い車ごと連行

逮捕されたザンブラノ副議長(後方)と壇上を降りるグアイド議長(副議長逮捕を伝える8日付G1サイトの記事の一部)

 政情不安が続くベネズエラで8日夜、体制派の情報機関(Sebin)が、反体制派No2のエヂガル・ザンブラノ国民議会(国会)副議長を逮捕したと8、9日付ブラジル国内紙、サイトが報じた。  ザンブラノ氏逮捕は本人がツイッターで情報を流した事などで明らかとなり、1月に暫定大統領就任を宣言したフアン・グアイド国会議長も、同日夜、身柄拘束 ...

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《ブラジル》マネーロンダリング追求機関は経済省の傘下に=左右両派の汚職議員が団結

上下両院合同委員会の様子(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

上下両院合同委員会の様子(Marcelo Camargo/Agência Brasil)  【既報関連】行政改革を目的とした暫定令(MP)870号を審議していた上下両院合同委員会で9日、法務省管轄下の機関だった、金融活動管理審議会(Coaf)を経済省管轄とすることが決まったと、同日付現地サイトが報じた。  Coafはマネーロンダ ...

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《ブラジル》ボルソナロ大統領「20年F1はリオで」と宣言=インテルラゴスで契約済だが

 ボルソナロ大統領が8日に突如、「2020年以降のF1はリオで開催」と発言し、毎年F1ブラジルGPを主催しているサンパウロ市インテルラゴス・サーキットの関係者が混乱に陥ったと、9日付現地紙が報じている。  事の発端は、8日にボルソナロ大統領が「インテルラゴスは公的資金が入っているし、多額の負債もあるから、F1を開催できる状態には ...

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東西南北

 8日にオランダで行われたサッカーの欧州チャンピオンズ・リーグの準決勝第2試合。同国のアヤックスに対し、第1試合の点差を含め、3点の劣勢となったトッテナム(イングランド)は、後半10分と14分のルーカス・モウラのゴールで追い上げた上、試合終了直前の最後のチャンスでルーカスが再ゴール。総合得点で同点、敵地ゴールの差で奇跡の決勝進出 ...

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サンパウロ市=ACALがコバス市長顕彰=リベルダーデ広場改名の功で=「団結して模範的地区に」

表彰を受けるコバス聖市長とACALの池崎会長(撮影・望月二郎)

 「ブラジル、そしてサンパウロ市は、日系社会の支援のおかげで今日の発展がある」――ブルーノ・コバスサンパウロ市長は4月24日、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)主催の晩餐会に参加し、そう日系社会に敬意を表した。戦後“日本人街”として発展してきたサンパウロ市リベルダーデ区の中心リベルダーデ広場。昨年の7月18日に同 ...

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「ブラジル人気質と人種偏見」=沖縄フォーラムを19日

ポスターを手に来場を呼びかける比嘉さん

 ブラジル沖縄県人会(上原定雄ミウトン氏)が主催する第12回沖縄フォーラム「ブラジル人気質と人種偏見」を19日(日)午後2時から7時まで、県人会本部で開催する。実行委員長は比嘉アナマリアさん。  今まで「沖縄文化の特質」「ウチナーグチを消滅させてはならない」など母県理解を深めるような様々なテーマを扱ってきた同フォーラム。今回は「 ...

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