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4月 2019の記事一覧

《ブラジル》バロス判事「判例変えれば最高裁の危機」 2審有罪後の刑執行判断で 10日に最高裁で再審理か

 最高裁のルイス・ロベルト・バローゾ判事は1日、「“2審判決後に刑執行”との判断を崩したら、最高裁は機能(正当性)を失ってしまう」との発言を行った。最高裁では10日に、この件について、再審理を行う。2日付現地紙が報じている。  この発言は、1日に開催された、エスタード紙主催のラヴァ・ジャット作戦に関するフォーラムで行われた。   ...

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《ブラジル》Enemの実施に黄信号!=印刷会社破産で職員らスト

 国家高等教育試験(Enem)の問題用紙の印刷を担当していたRRドネレイ社が、1日に倒産を申請し、Enemの実施に黄信号が点ったと1、2日付現地紙、サイトが報じた。  Enemは一部の大学の入試そのものや、入試の際に点数を加算するための資料としても使われており、その重要度が増していた。だが、教育省内のごたごたに続き、今年の問題を ...

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《ブラジル》「失業率の計算方法が悪い」と大統領発言=懲りずに批判繰り返す

 イスラエル外遊中のブラジル、ボルソナロ大統領は1日、ブラジルのTV局インタビューの中でこれまでの持論を繰り返し、「失業率算出方法はおかしい。現状を反映していない」と語った。2日付ブラジル紙が報じている。  「地理統計院(IBGE)への敬意は払う。だが、諸外国の方法を安易に真似した失業率の算出方法はおかしい。前にも同じ事を言って ...

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(パウロ・プレット)「スイスの4口座は自分のもの」=サンパウロ州PSDB政権の大型汚職

 ラヴァ・ジャット作戦で逮捕中のサンパウロ州高速道開発公社(DERSA)元理事のパウロ・ヴィエイラ・デ・ソウザ(通称パウロ・プレット)容疑者が、スイスで見つかった隠し口座四つが自身のものであることを、サンパウロ州税務局で認めたことがわかった。2日付現地紙が報じている。  パウロ・プレット容疑者は、サンパウロ州政府の高速道建設など ...

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東西南北

 イスラエルを訪問中のボルソナロ大統領は、その日程のひとつとして、エルサレムに建てられているホロコースト記念館に立ち寄った。同記念館は、第二次世界大戦中にユダヤ人たちがナチス・ドイツに捕虜とされ、虐殺されたことについての記録や調査を行う団体でもあるが、同館は「ナチスは右翼が起源である」と定義している。この問題に関しては、エルネス ...

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救済会=赤字43万レから8万に減少=匿名で14万レ、ポンと寄付も=昨年の危機的状況から好転

 老人福祉施設「憩の園」を経営する社会福祉法人「救済会」(佐藤直会長)の「第67回定期総会」が、3月23日午前10時からサンパウロ市文協ビルのエスペランサ婦人会で開かれ、入居者家族や会員ら約60人が参加した。昨年の総会では約43万レアルの大赤字を計上したことから危機感が強まっていたが、今年の赤字は大幅減少したことから少し落ち着い ...

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飛瀬さん、大阪研修から帰国=「祖父母の苦労を知った」

 大阪サンパウロ(聖)姉妹都市協会(吉川秀隆会長)の招致で2月22日から約2週間訪日していた飛瀬(とばせ)マリア・ジュリアさん(21、三世)が帰伯し、研修を終えた報告のために来社した。  飛瀬さんは昨月11日に帰国。日本滞在中は大阪府を中心に東京、京都、兵庫、岡山などを訪問した。大阪大学の見学や弁護士事務所の視察、ホームステイ、 ...

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JICA=聖出張所に3人が新任=佐久田、長谷川、野本3氏

 JICAブラジル事務所サンパウロ出張所に3月から着任している3人が挨拶のため来社した。  総務経理担当所員の佐久田朝親(ともちか)さん(47)は、「アルゼンチン生まれで12歳から日本育ち。母国語がスペイン語で、第1外国語が英語、第2外国語が日本語」という変わった経歴を持つ。  もともと銀行に勤めていたが、02年にJICAへ転職 ...

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大阪=本格ブラジル産珈琲豆で勝負=自家焙煎店ドッセグラオン

 サンパウロ市で「ジョイア・ロレーナ石井宝石店」を経営していた戦後移民・石井賢治社長の次男フェルナンドさんが、大阪・京橋にスペシャリティコーヒー専門の自家焙煎店「Doce Grão(ドッセグラオン)」(大阪府大阪市城東区新喜多1丁目4―18―103)を開いた。  その生産地域だけの風味特性を持つコーヒー「スペシャリティコーヒー」 ...

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最後の日系文学、第61号刊行

 最後の『ブラジル日系文学』第61号(発行者=武本憲二、編集者=中田みちよ)が3月に刊行された。  今号では武本由夫特集号として、特別寄稿『「武本文学賞」創設前後―その知られざる背景―』(伊那宏)を掲載。三十六年間継続した武本文学賞の創設時の思い出を紹介。“難産”の末に生まれた同文学賞の始まりからこれまでを辿る。また、日系人のう ...

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